8:00出発
山門を入ってすぐにあるのが寺名の由来にもなっている立派な藤の棚。藤の花は大師お手植えといわれ、紫のノダ藤、八重咲きで濃い紫のレンゲ藤、ピンク、小豆色などのカラフルな藤の花が咲き乱れます。見頃は4月下旬からゴールデンウィーク中とのことです。
本堂天井に描かれている雲龍30畳ほどの大きさがあり、にらみをきかせた表情は迫力満点です。
昔は、この寺に着いたら一泊してから「遍路ころがし」の急坂を12番焼山寺へと向かったので、付近には遍路宿が多かったそうです。
焼山寺に向かう道
バイクなので遠回りで向かいます
登らずに道なりに歩きましょう。
標高938mの焼山寺山の山腹にあり、八十八カ所の難所のひとつ。歩き遍路の場合は、「遍路ころがし」の緑に囲まれた山道を12・5㎞歩くことになる。男性で6時間、女性は7時間かかるといわれるが、大師ゆかりの長戸(ちょうど)庵、柳水(りゅうすい)庵、一本杉庵をたどる道のりは、歩き甲斐があるというものです。
仁王門をくぐると参拝者を出迎えるかのごとく道の左右にそびえ立つ杉の巨木は、焼山寺のシンボル的存在です。境内から奥の院まで、その数は数百本。推定樹齢は約300年で、県の天然記念物に指定されています。