家庭教師のトラコ 第10話(最終話) | YN's STYLE

家庭教師のトラコ 第10話(最終話)

最終回。

 

子供たちに話を聞く寅子。知恵は落ちた時に親ががっかりするのが怖くなったようです。高志は仲良くなったいじめられっ子のために受験をやめようとしていました。守は妊娠して悩んでいる好きな子を守りたいと考えたよう。

 

”普通”の家庭教師としてどうすればいいか悩む寅子は、福多にアドバイスをもらって何とか解決しました。

 

福多の結婚式前日。3人の母親に背中を押された寅子は、式前の控室へ。妊娠したふりをして別れる方に誘導しようとしますが、”ふり”がばれ失敗。しかし、福多と寅子の関係を女性は察して「最初から言えよな!」と福多をビンタして去っていきました。

 

寅子は小さな町の子供たちが貯金箱3つ送ってきたことで、気持ちに応えたいと北海道行きを決めます。3人の家庭教師は福多に引き継いで。

 

地球儀は母親が家を出ていく前にもらったものでした。この世界にはたくさんの人がいるからいろいろな場所に出かけて1人でも多くの人に出会ってほしいという想いだったのかなと思ったようです。寅子は福多のプロポーズを保留にしました。いると甘えるからと。

 

いつもの”嫌いな言葉”ではなく”好きな言葉”を3つ言う寅子。覚悟、勇気、愛。それぞれ知恵、高志、守へのエールになっていました。そして3人の”母親”にも言葉を。真希の強さ、智代の明るさ、里美の優しさが寅子の母親の理想像。

 

数日後(?)、寅子と叫ぶ一同。里美、真希、智代、守、高志、知恵の順。トランクを轢いていた寅子は、振り返り笑顔で周りを見回し・・・

 

『家庭教師のトラコ』、終わりました。橋本愛ちゃんのいろんな寅子の演じ分け、素晴らしかったですね。毎週目が離せず先が気になる作品でした。少しずつ寅子の闇が晴れていく感じがよかったですね。