きれいのくに 最終話 | YN's STYLE

きれいのくに 最終話

最終回。

 

裏整形に迷う中、誠也の「嫌いにならない」という言葉を信じ、凜は整形を決断。術語を見た感じだと唇をちょっと手術した程度というイメージでしょうか?本人から見れば大きな変化なんですかね。

 

冒頭の医師と凜のやり取り。「これやっても好きな人の顔だとは限らないでしょ」という医師に対し、凜は「でも可愛い顔みんな好きじゃないですか」と返していました。”可愛い”って結局主観なんですよね。何を可愛いと思うかは人それぞれで。整形の怖さは二度と元の顔には戻れないということと、失敗の可能性もそれなりにあることかなと思います。

 

後、個人的なイメージだと”誰からも好きになってもらえない可能性がある顔”の人以外が整形しがちな気がしますね。だから止めようとする身内も多いのかなと思ったり。

 

劇中の凜も可愛い顔で、少なくともブスではないというか。過去のブス呼ばわり体験が自信を無くしているんですよね。自分の顔を好きになれるかは精神的なものが大きいんだろうなと思います。

 

れいらは中山で”顔”のリハビリをすることを決断。できる限りあの日と同じ事をしようとしていました。れいらが歌ったのは『悲しくてやりきれない』。

 

『きれいのくに』、終わりました。啓発映画編も高校生編も楽しめました。”顔”について描いた面白い作品でしたね。同じ顔ばっかりになったら板だなとかいろいろ思いました。

 

どちらの話にも共通していたのは、やはり精神的なもので”顔”が好きになったり嫌いになったりするというのを描いてるところかなと。褒められたりしてきた人程、コンプレックスは少ないもので。僕個人で言えば、嫌いな顔や苦手な顔は圧倒的に少ないですね。

 

凜役の見上愛さん。『ガールガンレディ』では印象がだいぶ違う役をやっていますね。