宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』 | YN's STYLE

宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』

震災を経験した石巻の料理人が主人公の物語。主演は草彅剛。震災から10年経った集まりで、お世話になった人と話をしながら過去を振り返るという話になっていました。

 

灯里がいるシーンに違和感を少し感じていましたが、最後で理由がわかりましたね。幻なのか幽霊なのか主人公の小野寺潔にだけ見えていたようです。

 

緊急事態宣言直後のガラガラの店に、ウェブマガジンの編集者の庄司結衣香が現れ笑顔で食べるシーンに涙しました。

 

演じていた齊藤夢愛さん、地上波放送前の紹介番組で”主婦”と紹介されていましたがやはりあの齊藤夢愛さんでしたね。現在は仙台に拠点を移しているようです。

 

震災を経験した人たちの”心情”にスポットが当たった、いい作品だなと思いました。被災者という言葉で紹介されることへの抵抗感なども描かれていましたね。ひとくくりにされるという意味での抵抗感もあると思いますし。

 

ペペロンチーノは一番簡単で一番難しい料理と劇中で言ってましたが、材料が少ないからこそ難しいようです。味付け難しそうですよね。

 

冒頭の潔と灯里の”バッタ”の言葉遊びにも何か演出の意図があったのか気になりました。

 

より子が”強いね”と言われてそう振る舞おうとしてたと言ってましたが、何があっても強くいられてる人ってそうそういないんですよね。大体は心の中でその時その時消化してたりとか、強いふりしてたりとかで。