姉ちゃんの恋人 最終話 | YN's STYLE

姉ちゃんの恋人 最終話

最終回。

 

安達家のクリスマス会のシーンからスタート。真人はこの会で久々にお酒を解禁。これで事件から本当の意味で前向きな一歩を踏み出したってことですね。

 

安達家恒例の悩みや心配事を告白する決まり。それに対して他の人は何も言わずにただ受け止めるというもの。また必ず1人1つは言うという決まりで。自分の心の中を整理するって大事なことなんですよね。悩みや心配事を考えることで自分と向き合うことにもなって。受け止めるという桃子のポーズが何かよかったです。

 

みゆきは両親の事にも触れていました。両親が仕事を失ったことがあったんですね。その後、やる気をなくして仕事がなかなか定着しなかったようです。それもあり、安定して続けられる仕事を求める気持ちが強いみたいですね。

 

桃子が夢見たこととは・・・

 

100円ショップで和輝とみゆきが見つけたたすき。弟の彼女たすき、そして真人の番になってピンと来ました。”姉ちゃんの恋人”たすき(ピンク色)が真人にはかけられました。

 

前回の日南子の表情の謎が判明。前回、警備員の悟志への危険を伝える言葉を音消ししてたのはそういうことだったんですね。「危ない!社長!」と言ってたみたいです。何となく悟志は関係者かなというのが前回匂ってましたね。真人の事件のことをなぜか社内では悟志だけ知ってて。

 

悟志がずっと家族との間で悩んでいたのは社長になるかどうかだったんですかね。後、五男というのもポイントでしょうか。

 

12月23日。みゆきと和輝のプレゼント交換。同じ色のマフラー。価値観とか嗜好が合う安心感、よくわかりますね。

 

12月24日。悟志が社長就任。そして日南子へのプロポーズ。花束を持って現れる感じ、格好良かったですね。プロポーズのくだりに目頭が熱くなりました。桃子はその2つの動画を真人に。プロポーズの動画への驚きで真人の言葉が外国語っぽいのが混ざってましたが、正月企画の外国語が思わず出たのかただ言葉がおかしくなっただけなのか(笑)。「悟志、バンザイ」と言ったのでしょうか?

 

例の警備員、実は社長秘書だったんですね。これが一番のサプライズでした。

 

悟志が思わず撮影した椅子。実は臼井が子供の頃に愛用していた椅子で、椅子写真のきっかけだったという。運命的なものを感じますね。

 

弁当屋を訪ねる3兄弟。貴子は身長順で大中小を間違えました。和輝より優輝が身長高いということで。みゆきは無事イブの夜に仕事が決まりました。

 

ホームセンターのパーティーを抜け出し、クリスマス企画のツリーの下でキスの許可をもらう真人。そしてキス。その後撤去作業が始まり、正月の装いへ。あの地球儀が上がる感じ、壮観でしたね。

 

真人と桃子は海辺へ。そこでまたカフェラテと普通のコーヒーの選択を。初めて桃子呼びした真人は、桃子がした言い回しをまねて結婚の意志を表明。自分をふわふわとかふにゃふにゃしてる男と表現して。

 

安達家のクリスマス会で桃子が夢見たことの内容がここで明かされました。セリフではなく光景として描かれました。それは真人、みゆき、貴子もいる中での家族の食卓。最後は桃子と真人の遠景での後ろ姿で終わりました。

 

和輝のモノローグの中で描かれたみんなの笑顔。その中に香里の笑顔で働く姿も。

 

山辺が扮するサンタにプレゼントのハンカチを渡した後、こけた時に菊雄に大丈夫?と声をかけられた女の子を演じたのは稲垣来泉ちゃん。武内省吾にこのコーナー大好きなんですとカウントダウンに誘った女の子を演じたのは中村里帆さんでした。

 

『姉ちゃんの恋人』、終わりました。1話から最終話まで心に沁みる作品でしたね。こういう時勢により沁みるというか。1つ1つがリアルでより心に響きました。岡田惠和さんらしい脚本ですよね。桃子と桃子をを取り巻くみんなが愛おしく感じるそんなドラマでした。ハッピーエンドはやはり無理矢理な展開がないものに限ります。