猫 第4話
光司とみねこの初めてのケンカのシーンから始まりました。
バス停の迎えの時間に遅れてしまった光司。バイトが1人休みだったからと理由を言う光司に怒るみねこ。
みねこの怒りは病気への不安などから来るものなんでしょうね。みねこが言っていた”変わらない日常”とは、何があっても同じように過ごして感情の振れ幅を少なくしたいという想いもあったのでしょう。
そうすることで、今日で最後かもという不安な気持ちが少しでもごまかせるのかもしれませんね。
光司のみねこへの言葉。光司の覚悟の表れだったのでしょう。
光司を失ったみねこ。もうすぐ会えると気持ちをまぎらわせていたみねこは、自分の病気がよくなってきていることを知り、悲しみがこみあげました。運命のいたずらというのでしょうか。
最後、光司が現像を頼んでいた写真が届きました。光司が言っていた”写真”に対する言葉がみねこに更なる悲しみをもたらし・・・
光司が残したレシピを使って料理をしたみねこ。初めて美味しい料理が作れたのは、料理にかけた愛情の差なのかなと思いました。