こんにちは〜。
脱力ごはんアドバイザーの
三浦ナオコです。
今日は
大人になって改めて食べたら
味覚が変わってた話。
子どもの頃と味覚が
変わった経験、あなたも
あるよね？
わたしは、
味噌汁のことをしつこく
書いてた割には、なぜか
酒粕に手が出なかった。
むかし飲んだ粕汁が子ども的に
キモチ悪かったのかもしれない。
おそらくは、日本酒の香り
が鼻についたのと、白いナニカ
がプカプカしてるのが
イヤだったとか、そういう
子どもっぽい理由。
でも、この年になって
試してみたら、なんとまあ
まろやかで、クリーミーで
ええ？おいしい！！
ってなった。
何でもっと早く
試さなかったのか、
後悔すら感じた。
子どものときは嫌だったのに
大人になったらおいしくて
食べられるようになったものは、
きっと大人にとって必要
なんだと思う。
山菜とか、
薬味とか、
漬物とか、
煮魚とか、
セロリとか、
ブルーチーズとか…
「そんなの食ってるのは年寄りだ」
とむかし思ってた食べ物を、
たぶん今の私には必要だから、
おいしく感じる。
ぬか漬けとかまったく興味なかった
子どもの味覚はおとなより
何倍も敏感で、おとなは
鈍感になったからこそ
食べられるものが増えた、
確かにそうだよね。
それに子どもは成長のために
エネルギー源の炭水化物や
タンパク質系が摂りたい。
薬味とか漬物ばかりじゃ
大きくなれないもんね。
いまだに肉命の人は成長期
すっかり成長しきった今、
必要なものを選んでるんだと
思う。
味の複雑さを理解できて
味わえるようになって
食の選択肢は増えた。
その中で
味覚が変ったのは
身体が欲してるから。
アレを
もっと食べよう、
また食べようと
思わされているんだ。
だから、子どもの頃に
食べて圧倒的に美味しかった
のに、今食べたらさほど
じゃないというのも、理解
できる。
すごく楽しいシチュエーション
で食べた思い出の中で、
時が経つほど美化されたり
初めて食べた感動もあったはず。
子どもの頃の
思い出の味が大したことなく
なってても、悲しくならなくて
いいんだ。
それは、いまの自分には
そんなに必要ではないだけ。
いま美味しいと感じるもの、
それがきっといま必要な味
なんじゃないかな。
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