こんにちは~。
今日は命が危ない暑さだね。
みんな、気を付けてね!
もうじきうちの中学生の
誕生日~。
彼女がやって来たことで
間違いなくわたしの人生が
転換していったんだけど
今日は当時の衝撃
をひとつ紹介するね。
わたし、ず~っと
親から否定されてると
思い込んでたんだよね。
それも無自覚で。
ところが、ほんとうは
全肯定されてたんだよね。
あの日も相当暑かった。
赤ん坊が家に来るということが
全く想像できなかったわたし。
出産日、猛暑のなか
産院まで徒歩で向かった。
産院に着きたくなかった。
「え~どうしよう~。
今日の15時すぎには生まれてる
のかな。どうなっちゃうの~」
嬉しさよりも不安が
圧倒的に大きくて、
母親になる覚悟の
かけらも無かった。
帝王切開の麻酔から
目覚めた後も、新生児室にいる
子どもをすぐに迎えに
行けなかった。
どうやってお世話すれば良い
のか分からなかったし
どうやって向かい合って良い
のか分からなかった。
そのころ、
自分の外側しか
見てなかったわたし。
誰に褒めてもらえば良いのか
常にキョロキョロ探してた。
正解が何かしか考えてなかった。
ホントどうでも良いよね。
自分と赤ん坊だけ
見てれば良いのに
そんなことも分からなかった。
手術で出産しても1週間弱で
退院させられ、灼熱の自宅に
赤ん坊とふたり。
どこにも逃げ場がない状態に
かなり追い詰められていた。
すぐに
福島の実家から母が来て、
食事の世話や家事、子守りまで、
すべてやってくれた。
まさに神・・・!
その頃になっても、やっぱり
自分の行動が決められないわたし。
それでも母は、
「あなたが快適にできれば
良いんだよ」
「あなたが良いと思う様に
するのが正しい」
「あなたがやりやすい様に
するのがいちばん」
「あなたが好きな方を選んで
大丈夫」
と、まさかの全肯定。
ええええ
それまで、我慢するように
躾けられていたと、思っていた。
思い込みだったのか
・・・・・いやまさか。
しかし
母は何も禁じなかった。
エアコンも、電気も水道も、
最大限に使うべし。
ケチケチするんじゃないよ、
健康で快適でいなきゃ。
寝たければ寝て、
食いたければ食え。
うそでしょ??
それはもう、
天と地がひっくり返ったような
衝撃だった。
生まれて初めて
自分の判断が最良の決定
と言われた気がした。
そして、もうひとり
わたしを全肯定してくれるのが
生まれたての我が子。
彼女もまた、
わたしのすることを
すべて支持してくれていた。
自分が親になり、
母も娘であるわたしのことを
同じように大事にし、
そして今も最大に尊重して
くれていた。
そんなことに、ようやく
気づけたアホ娘だった。