2014年4月25日
母は精神科の病院へ入院しました。
2013年1月に「アルツハイマー型認知症」を診断されました。
当時母は58歳。
中程度
MMSE13点
うつ症状
形状認識困難
・・という状況でした。
若年性での認知症は診断名が付けば「介護保険」適用になる可能性を医師から説明を受けましたが
「認定調査」で拒む可能性があること
「お医者様から薬を出してもらえた」ことによる安心感
で母の状況・行動を診て経過追って「介護保険・介護認定」を検討する運びにしていました。
母の入院先の主治医と相談員さんより
入院・治療の一環として「認定調査」を受けてみると言う方向で
ご教示いただくことができ、早速市役所へ手続きに足を運びました。
恥ずかしながら、母が患っている病気を深く理解できておらず、
「介護保険」他知識が皆無であった私に、入院先の主治医と相談員さんは
沢山の時間を割いて私に沢山の事をご教示くださいました。
認知症という病気のこと
認知症が抱える背景。
介護保険の制度
若年性がゆえに抱える問題
入院中の父のこと
母の変貌に恐怖を憶えた姪っ子のこと
退院後の母の生活のこと
すべての窓口になろうとしている私のこと
そのほかたくさんのこと。
「精神科」というイメージから正直あまり良い印象を持たず
駆け込んだ病院でしたが、あまりのサポートにただただ感謝しました。
救急指定の病院でもあり、取り急ぎ90日間は継続入院し
その間に病院と連携して、抱える問題は90日間で解決できるように目標を持ちました。
その際、主治医から
「90日を経過して、今後が決まらないのであれば、可能な限りウチで対応しますから
安心してくださいね。病棟を変えたり、関連先の医療施設もあるから、お母様の事を第一に
それを支えるご家族の意向に沿えるように相談員とも連携していますから」
と、声をかけられました。
その主治医は現在は「精神科」で勤務しているが、もともと専門は「脳外科」だそうで
「認知症」は専門ですから。とも仰っていました。
心強い一言をありがとうございました。
おかあさん。
今はもう、わからないかもしれませんが、
今があるのは沢山の人が助け舟を出してくれているから
私たちは生きてて行けるのですね
入院中は面会のたびに看護師さんの悪口や他の入院患者さんの悪口ばかり
言っていましたが、
田島先生と福岡さんや病院スタッフ皆さんが本当におかあさんを心配してくれました。
面会に行くたびに病院スタッフさんが数名必ず
「いつもありがとうございます」と深く頭を下げられていました。
頭を下げるのはこちらだったのに・・・
本当に感謝しています。