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ゆっちのブログ〜母と私と若年性認知症〜

若年性アルツハイマーを患う母と私と家族の備忘録。

明るく前向きに!(((o(*゚▽゚*)o)))

母と私が生きてきて、生きていく!

娘として、母として、妻として大切にしたい沢山の記憶と記録。

2014年8月24日

母が入居するグループホームで

「家族会」「夏祭り」が開催されたので

参加してきました。


当初、私や父は妹家族が参加し

久々に母に孫や父と会わせようと企てていました。


8月9日に練習として、

私とオットとムスメ2人で母に面会しましたが、

興奮状態だったのか、

7歳のムスメに攻撃的な発言と行動に出てしまい


ケアマネさんと管理者の方と相談して当面は私のみの面会が望ましいと

判断になり「家族会」も私のみ参加しました。


興奮状態だったのか、

沢山(30人程度)の集まりだったから

パニックになったのか、

暴言を吐いたり

涙を流したり

うつむいたまま動かなくなったり

タオルを私に投げつけてきたり・・・


と、激しく行動する母に戸惑ったりしていました。


スタッフの方もすぐにサポートに入ってくださいましたが

初めて見る母の感情の直球をただ、ただ受け止めるだけしかできない自分がとても歯がゆい思いをしました。



もともと気性の激しい母でしたが、

感情と気持ちを上手にコントロールできず

伝えられず

もどかしく・・・


結果として、私が憎くなる様子でした。


周囲の家族の方とも

情報共有ができたり、

ご挨拶ができたり、

私にとってはとてもありがたい環境でしたが

どうやら母にはありがたくもない迷惑な環境だったのかな。


ケアマネさんとも相談しました。


母も入居してまだ1ヶ月半。

不穏な状態が続いている様子ですが、

温かく見守って欲しいとの事。


ケアマネさん。

それは私たちからのお願いです。

頭を下げて私がお願いすることです。

頭を下げられてお願いされて、恥ずかしくなりました。



私は、自分を責めました。

ケアマネさんやスタッフの方は仕事として母に接してくださってるのは

とても理解していますが、私たち家族よりも母の事を考えてくださっていることに感謝しています。


まだまだ母の病気との付き合いは数年程度。

これから長いはずなのに、入口で躓いている自分が恥ずかしくて仕方ありません。


暴言吐いても

物を投げつけられても

それでも私の母です。


くれぐれもよろしくお願いします。


家族会で理事長がグループホームをはじめ、

介護事業を始めた経緯をお話されました。


20年ほど前に遡るそうです。

次男だったので、ご両親はお兄様が同居され生活されていたそうです。

そのお兄様が亡くなられ、ご両親と同居を考えた矢先、

ご両親が認知症であることに気付いたそうです。

開業医として地域に根付き始めた時期であり

お子様が受験を控えていたりという時期も重っていたが

同居を始めたそうです。

医師であり、父であり、息子であり・・・という状況で苦しんだそうです。

後にご両親は亡くなったそうですが、

親も子供も安心して生活できる環境が必要というと言う思いから

ご両親やお子さんのために用意していた土地や住まいを

介護施設にしたことが始まりだそうです。


ご自身の経験もあり、「認知症」というご両親と同じ病に悩む

本人や家族のためとの意識は誰よりも強いと熱弁されていました。


その意思は現在

ケアハウス

デイサービス

グループホーム

老健施設

訪問診療

ありとあらゆる施設を整えて「認知症」「認知症予防」に努めたいそうです。



おかあさん。

私たちに甘えられない分、寂しいかもしれませんが

みなさんは、おかあさんのの良き理解者なんですよ。

私も沢山助けられています。

この際、母娘で甘えちゃいましょ♪


在宅という道を選択しなかった事に後ろめたさを抱えていますが

おかあさんにも歩んできた人生があるように

おかあさんの大切な幼い孫たちも、長い人生を歩んで行かなければならないので

ありのままの今のおかあさんを受け入れていけるように私が頑張るから

どうか、幼いおかあさんの孫たちの歩む道を見守っていてくださいね。


今日は涼しいから、散歩でも出かけれたかな?

もうすぐおやつの時間ですね。

リハビリと言う名の食器洗い頑張ってね!