春になって我が家の庭が急に賑やかになってきた。牡丹の花芽も順調に膨らみ今年も私の目を楽しませてくれそうである。






さて、そろそろ美協展と県展の準備に取り掛かろうと思うのだが、絵描きの目で庭を眺めると自然美が数学と関係しているのに気づく。
フィボナッチ数列を紹介すると、例えば、ひまわりの種や松ぼっくりの笠はフィボナッチ数の螺旋構造の組み合わせでできているし、茎から出た葉もフィボナッチ数である。
フィボナッチ数列は、1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89・・・と無限に続く数列である。この仕組みは簡単で前の2数の和が次の数になる数列である。

この数列の面白いことは、前後の2数から1.618という黄金比の近似値が求められることである。
私は絵を描く時に、科学や数学の知識を使うことがある。美と数学は関連性があると断言できる。それは、自然の中に数学を見出すことができるからである。また種の保存という視点で見た場合に、よりよく子孫を残すための種子の配列やより多く光を浴びるための葉の配列がフィボナッチ数の個体が生き残ってきたからと考えることもできる。絵を描くことは自然を見つめることでもある。だから私は、自然に対して思索を巡らすのである。