国産干瓢の現況 | かんぴょうブログ

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栃木県でかんぴょうの卸売問屋をしています。

業界新聞の「食品新聞」 8月4日に

かんぴょうに関する記事が載りました

 

「食品新聞」のS記者が半月ほど前に取材に来られました

栃木県の干瓢問屋を数軒回り 生産中のかんぴょうに付いて取材をしていきました

 

近年 国産干瓢の生産量が激減しており

需要に対し供給量が全然足りません

”売りたくても売るものが・・・”

産地問屋苦悩の現況を載せております

 

1980年には6500軒あったかんぴょう生産者も 2022年には194軒に

生産量もその当時は約4000トンありましたが 昨年は163.6トンに激減してしまいました

 

小生もこの仕事に入って55年になりますが 注文があっても

「ごめんなさい 国産かんぴょうは品切れです」と断っております

数年前までは 「買って下さい」と営業活動をしておりましたが

この様な事態は勿論初めてです

 

栃木県でかんぴょうの生産が始まったのが 1712年

それから310年余

 

栃木県特産かんぴょうの存続が危機状態です!!

 

 

S記者が取材の時 弊社のかんぴょう畑に行き かんぴょう剥きを体験した記事です