古箪笥を整理していたら 茶色に変色した新聞が出てきました
昭和55年(1980年)11月28日付 業界新聞の日本昆布乾物新聞
味付けかんぴょう新製品に付いての記事です
1979年 31歳の時 ちっぽけな食品工場を建て 煮釜や真空包装機を設置し
県の「食品工業指導所」に通い 賞味期限や保存期間の試験などの指導協力を得ながら
試行錯誤を繰り返し この真空殺菌包装なら6ケ月以上の日持ちはOKと
業界で一番最初に かんぴょうの味付け製造を始めました
最初は1週間に1日ぐらいの稼働で 果たして売れる様になるのかな?と
眠れぬ事も有りましたが・・
前年に父親を亡くした後 若さに任せ 怖いもの知らず 無我夢中に働いておりました
最初は業務用の1kg入りだけを作っておりましたが その後一般家庭用の80g入りを
発売したとの記事です
同じ新聞下段に
当時の同業者の広告記事も載っておりました
40数年前を思い出させる新聞でした