中国出張 | かんぴょうブログ

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栃木県でかんぴょうの卸売問屋をしています。

中国大連へ出張してきました

 

中国に最初に行ったのが1986年

それから33年になります

 

今回も中国かんぴょうの仕入検品の仕事です

 

今回成田での保安検査は 「ベルトも外して下さい ハンカチも出して下さい」と

大変厳しくしていたので大混雑でした

その他は順調に進み 大連での入国審査も顔認証審査に代わっており

スムーズに入国出来ました

 

 

早速 田舎の工場へ

春の遅い大連も 桃の花が咲いておりました

 

日本では関東平野でも雪が降ったようですが

14℃の穏やかな日でした

 

田舎の工場でかんぴょうの選別作業

 

仕事を終え

大連まで戻り 楽しみの夕食へ

今回も「天天漁港」の海鮮料理を所望しました

 

この「アワビのオイスターソース煮」は絶品です

 

宿泊のホテルは何時もの「大連九州国際大酒店」(旧ラマダホテル)

部屋から大連港方面

このホテルは朝食バイキングが充実しており 生野菜も食べられます

トイレもいち早く「ウォシュレット」になったので日本人の観光客も多かったのですが

最近は少ないです

 

2日目は別の公司工場へ

 

大連市内から約1時間

午前中の仕事を終え 昼食を摂りに大連市内まで戻り

新しく出来たショッピングモール内の

日本式ラーメン 海鮮ちゃんぽんを頼みましたが美味しかったです

 

大連は「北方香港」をうたい文句に急成長し 高層ビルが建ち並び

 

ショッピングモールが毎年のように出来ております

何処まで発展するのか判りませんが マンション建設には融資をストップしたとの事

バブルそのものに感じられます

 

午後も1時間掛けて工場に戻り 仕事をして

 

楽しみの夕食は

四川火鍋をご馳走になりました

毎回 大変美味です!!

 

習近平国家主席が「不動産は居住用であり、投機目的ではない」と語った事により

昨年まではマンション建設のクレーンが多く建っておりましたが

今回は余り見掛られませんでした

銀行からの借り入れ金利は約8% 預金金利は約5%との事

日本のバブル期と同じようです

 

人件費は20年前の約5倍 マンションの価格は約10倍に上がっており

労働者も集まらなく 経営は大変だ

農民も収入の良い作物に切り替えているので かんぴょうを作る農家は減っている等

聞かされ

どの国も零細企業は大変なんだなと思いました

 

帰国の日 大連では17℃ありましたが

成田に到着の5時頃は4℃ 真冬の気温です

歳と共に疲れます