以前 タケシさんのブログに
宇都宮市の大谷石建築の記事が載っておりました
”灯台下暗し”とはこの事で
宇都宮市にこれ程立派な建築物が有ったとは知りませんでした
そこで早速先の日曜日に行って来ました
旧篠原家住宅は宇都宮駅前に建っており
国指定重要文化財 約100坪の主屋
昭和20年7月12日の宇都宮空襲で周り一面
焼け野が原になったのですが
篠原家は黒漆喰の大谷石と鉄板を張った外壁なので
戦災の中唯一残った建物
内部の「箱階段」
篠原家は江戸時代から 醤油製造業や肥料商を営む豪商で
この建物は明治28年に建てられ
一階の大黒柱からこの二階の床柱になっている
直径40cmの欅の通し柱
各地より銘木を集め 当時の宇都宮市の予算と同額の
金額で贅を尽くして建てられたとの事
白漆喰で固められた大谷石の石蔵
平成8年宇都宮市に寄贈され
その後復元修復をされ 今は市が管理して
一般公開されております
黒漆喰で固められた 主屋の石壁
拝観料100円で 係の方に丁寧に案内
説明をして頂きました