こんにちは。

 

 

本日は公休日で、講習会に参加してきました。

 

 

内容は、歩行姿勢に関するもので、とても興味深いものでした。

 

 

健康運動指導士の資格更新単位としても認められます。

 

 

健康運動指導士とは、安全かつ効果的な運動を行うためのプログラムを作成したり、実施したりできる人材に与えられる資格です。

 


健康運動指導士の養成は、1988(昭和63)年に厚生大臣の認定事業としてスタートし、その目的は、平均寿命の長期化を見据え、生涯を通じた国民の健康づくりをサポートしていくことです。

 

 

平成18年度からは厚生労働省所管の公益財団法人 健康・体力づくり事業財団が資格の認定をおこなっています。

 

 

しかし、国家資格ではありません。

 

 

いえ、そもそも私たち運動指導者には、国家資格というものが存在しません。

 

 

例えば、栄養面では「栄養士」「管理栄養士」、心理面では「公認心理士」という風に国家資格があります。

 

 

健康づくりに関して、運動面で国家資格があってもいいんじゃないかと思う場面が多々あります。

 

 

誇りをもって、生涯を健康づくりに携われるように…。

 

 

 

 

 

2025年、日本は団塊の世代が一斉に75歳になります。

 

 

医療、介護の課題をどう乗り越えるのか。

 

 

健康づくりでしょ!!

 

 

 

 

 

 

 

一口に運動指導員と言っても、意外と領域が広いのです。

 

 

たとえば、野球専門のトレーナーが、一般人のメタボ改善のための運動プログラムを処方してくれと頼まれても、たぶん困ると思います。

 

 

弁護士もそうですよね。

 

 

民事専門の弁護士が、いきなり刑事事件の弁護を頼まれたとしたら…?

たぶん、困ると思います。

 

 

学生時代の友人に弁護士がいますが、彼の話を聞いていると…

そもそも司法試験に受かった後に目指す職として、裁判官か、検事か、弁護士を選ばなくてはならず、いずれも法律の専門家であることには違いないのですが、職業として身につけておくべきスキルはやはりそれぞれの専門分野に特化していくことになります。

 

 

そして、弁護士を選んだとしても、民事訴訟専門でいくのか、刑事訴訟専門でいくのかの方向性を選ぶといいますし、民事にしても、私人か法人かで、深めるべき専門性は全く異なると言っていました。

 

 

 

 

 

 

運動指導員もそうだな、と思います。

 

 

私Yuは、健康づくり、特に生活習慣病予防・改善に対して必要な知識を師匠から授けていただき、25年以上の実務経験を積んで、業として運動面で支援をしております。

 

 

また、筋肉を整える運動に関しては、膝痛、腰痛、肩痛などの関節痛の悩みがある方への支援を通じて、多くの喜びの声を頂いています(一般人、アスリート問わず)。

 

 

両者を掛け合わせると、例えば、糖尿病と診断されて、このままいくと人工透析だと内科の医師から運動を勧められたものの、過体重で膝腰が痛くて整形外科を受診するとウォーキングなどもってのほか、と言われて面前が真っ暗になった、などとおっしゃるクライアントに寄り添うことができるわけです。

 

 

お蔭様で、私は、運動指導員として、世のため人のためにお役立ちになり、その対価で生活を営むことができています。

 

 

これは、とっても幸せなことだと思います。

 

 

私の運動健康学の師匠とその奥様(亡くなられた私の勤務先の初代会長)は、「体育学を学んだ教え子たちが運動指導の専門家として健康づくりに携わって社会貢献し、生計を立てられるようにすること」を、夢として語り、現実にそれができるように実現されました。

 

 

その想いに応えるべく、日々微力を尽くしていきたいと思います。

 

 

もし、健康づくりに特化した運動指導員が、国家資格として認められることがあれば、私もチャレンジしてみたい!

 

 

きっと、この国で暮らす多くの人々の役に立てると思うから。

そして、世界に先駆けて高齢社会の課題を解決する方策を打ち立てた国として、日本が世界の役に立てると思うから。

 

 

 

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

愛・感謝のエネルギーを送ります。