こんにちは。

 

 

最高気温37℃などと聞くと、さすがに昼間走りに行こうとは思えず…

 

 

走るのは朝方にしているところです。

 

 

 

 

ちなみに我が家のランタナは、お蔭様で土植えがうまくいったようで、枝葉にハリが戻り、新しいつぼみもだんだん大きくなってきています。

 

 

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さて、今回は職場でのミーティングを通じて感じたことについてお話します。

 

 

先日、入社3年目のスタッフのAさんから相談がありました。

 

 

トレーニングルームの利用者様への体力測定結果の説明をどのようにしたらよいでしょうか、と。

 

 

聞くと、その利用者様の身体的特性から、我々の持っている科学的な知見の範囲では対応できないケースだと思われました。

 

 

なので、Aさんが相談してくるのも分かりますし、むしろ頼もしいと感じました。

 

 

分からないことをうやむやにするのが一番良くない。

 

 

そう思ったからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その利用者様への対応については、私が判断し、直接結果説明を行うこととし、その結果をスタッフに共有することにしました。

 

 

結果説明の際には、

 

・科学的にはっきり分かっていることと、分からないことを明確に伝えること

 

・安全に運動できるようにサポートすること

 

 

この2点に留意して、対応しました。

 

 

利用者様は、納得してくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミーティングでは、皆の成長につながったらという思いで、その結果をスタッフに説明しました。

 

 

科学的な考え方。

 

 

科学を踏まえた運動支援。

 

 

専門サービス業としてどのように寄り添うのか。

 

 

それを問われた好事例だと思いました。

 

 

 

 

 

確かに、経験と勘も、運動指導員という仕事を遂行するには役に立つ場面もあります。

 

 

しかし、すべてをそれに頼っていては、後進が育ちません。

 

 

やはり、科学的なものの見方が、この仕事には必要だと思います。

 

 

特に、チームで動くときに、ある指導員からはこういわれたが、別の指導員からはああ言われた、自分はどうしたら良いのか?そのように利用者様を戸惑わせるのはよくありません。

 

 

 

 

 

 

なので…

 

 

 

科学的なものの見方をする習慣を、スタッフの皆には、身につけてほしいと思います。

 

 

 

目の前のクライアントのために、です。

 

 

 

そして、それが専門家としての自身の立場を確立することにもつながります。

 

 

 

 

 

 

学生時代に、私の運動生理学の師匠が仰っていたことが、思い出されます。

 

 

体育には科学がある。

 

 

努力や根性ではなく、科学がある。

 

 

君たちには、高齢社会となるこの国の課題を解決するために、健康づくりの職を確立してほしい。

 

 

 

 

 

 

 

勤務先の、今は亡くなられた会長が仰っていたことも、蘇ってきました。

 

 

あなたたちが生涯、運動指導員として生活できるようにするために、この会社はあるの。

 

 

若いだけが取り柄ではない、年齢相応の深みのある運動指導をしてごらんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

若いスタッフに、師匠と会長の想いを伝えていくこと。

 

 

それが私のできる恩返しだと思い、精一杯できることをやっていきたい。

 

 

運動指導員という職業が、世の中に必要とされ続けるように、努力を重ねていきたいと、改めて思いました。

 

 

 

 

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ここまでご覧くださって、ありがとうございました。

 

 

愛・感謝のエネルギーを送ります。