最近よくニュースや新聞で見かける言葉、

「つみたてNISA」とは何のことなのかご存知ですか。

 

まず、NISAについて簡単に説明します。

 

NISAとは、

2014年1月にスタートした税制優遇制度です。

毎年120万円までは非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等で得た

配当・譲渡益等が非課税対象となります。

 

そこから派生したのがジュニアNISA。

こちらは2016年にスタートし、未成年者が対象です。

主として子や孫のために資産を運用、分配しようと考えている親や祖父母の需要を

見込みましたが現状はあまり人気がありません。

18歳にならないと払い出しができないといった制限が不人気の理由と言われています。

 

 

そんな中、今年(2018年)から新たにスタートしたのが「つみたてNISA」です。

 

今までのNISAと何が違うかと言うと、主な点は下記の3点です。

1.最長で20年間継続できる。(今までのNISAは5年、ロールオーバー利用で最長10年)

2.年間の非課税投資枠は40万円。(今までのNISAは120万円)

3.投資商品は投資信託とETFの一部に限定されている。(今までのNISAだと株やREITも対象)

 

 

対象商品は限定されているし投資枠は40万円に減っているし、今までの方が

良かったんじゃないの?とお思いの人もいるかもしれません。

 

ですが、1.の最長で20年間継続できるというところがポイントなのです。

また、対象商品が手数料など運用コストが低く設定されているという点も大事なポイントです。

 

これらのポイントにより、何がこのつみたてNISAに期待されているかと言うと、

「長期で」

「安定した」

運用が可能になるということです。

 

 

投資の世界には、以前から「長期分散」という考え方があります。

特に投資初心者に向いている投資方法だと言われています。

「ドル・コスト平均法(※)」の特性を利用して、リスクをなるべく軽減しつつリターンを得る方法です。

※詳しくはまた今度お話したいと思います。

 

 

「この特性と非課税優遇制度を生かして皆さんもっと積極的に投資をしましょう!」、

ということを国は言いたいのでしょうね。

 

確かに、うまく利用できればメリットのある制度ですしこの機会に投資をはじめてみようと

思う人は沢山いると思います。

 

 

ただ、制度の理解もそうですが根本的に運用に関する知識を向上させないと最初の一歩を踏み出せない人が大半ではないでしょうか。

 

やはり、金融リテラシーを高める役割を担えるFPをもっともっと増やして世間に浸透させる必要があると思います。