それは誕生日の翌日。






大風邪引いて寝込んでて




誰にご飯に誘われるわけでもなく(その前に出かけられないけど)





ただ、咳と体の痛みとティッシュを抱えて





免疫力頑張れとしか言いようのない時間を過ごしていても





SNSって時間も場所も関係なく「おめでとう」って色んな方が言ってくれて



ありがたいなと思っていた夕方の事でした。







一通のメールがメール





「寝てるとこ悪いんだけど、厳重にマスクして下に降りてきてください。どうにも対処できないことが起こりました。」






と。





なンだよ…爆弾




と、思いながら下に降りると




アンタ、すずめのお宿にでも行ってきたの?ってくらい立派な発泡スチロールの箱が3箱。





「ゴルフコンペで当たったんだけど、絶対魚系だから中味確認して」



と。




しゃーない。





手を洗いバイバイ



発泡スチロールの蓋についてる養生テープをバリバリとはがして開けたら













生サンマ!!!








しかも





10匹魚しっぽ魚あたま



このサンマを掴んだわたしを見て父は悲鳴をあげて遠くに逃げて行きました…




ほかのふたつの発泡スチロールには






魚の干物がパウチになっているものが5種。





マグロのお刺身が2柵。





いったい何位の景品なんだ?えー???




大したことはないって言ってたので、ホントに順位は大したことないんだと思いますが…






サンマ10匹なんてどーやって食べりゃいいんだ???



お好きな方からしてみたら




こんな鮮度の良い生サンマが届いたら




急いで焼いて、ご飯炊いて、大根おろしたりすだちやかぼすをかけて




美味しいサンマご飯にするんですよ…。






我が家は




魚の好きな人は、外で食べてくる。




というルールがあるので






サンマ10匹も、何でうっかりそんな家に運ばれてきちゃったんだろうと不思議だったことだろう…。






そしてわたしは大風邪で絶不調。





とてもじゃないけど、マグロのお刺身大好きだけど食べられない…






ここで素人が遠くから




「刺身は取っておけるんだろ〜?」





……たわけ者がガーン






仕方ない。





「今すぐ、これらの里親を探せ」








時は18時過ぎ。






今からなら、まだ夕食に間に合う!急げ!



というわけで


近所の親戚などに片っ端から電話をしてもらい





「ええ〜〜〜、サンマ???大好きですよぉーーーーー」



と、電話の向こうから海老で鯛を釣ったかのような声高な喜びが聞こえてきます。





お刺身も、酒飲みの御仁のもとへ。




魚の干物は、母の実家へ。





あっという間に右から左へ受け流して解決。


ところでなんでまた、魚嫌いの人間が魚もらってくるゴルフコンペなんざ行ってくるわけよえー???




誇張なく、この景品5,000円くらいするし。




プレー代以外の会費は1,500円だとか…。






なんとまあ




我が家は紀伊国屋文左衛門のように、気前よく新鮮な魚を振り分けたことだろう…






ここで話が終わらず





翌日のことです。






「いやぁ、あんまり立派なのをもらっちゃって、ホントに美味しいし新鮮だし、嬉しいやら申し訳ないやら…」




と。











めっさ高級な舞茸が届いたゾォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー









みて、この花束のような舞茸爆笑キラキラ





かつて、つば様にこの舞茸納品したら絶賛してくれたんだよな…






そう、我が家は山のもの大歓迎。



ありがたく別ルートでお福分けがやってきたわけでございますラブキラキラ






というわけで









キノコ鍋にしたり













ちらし寿司にふんだんに使っていただきました爆笑!!