ぐんぐんぐんまの16時過ぎ時計





草いきれ
熱気に満ちた残暑とは名ばかりの





それはそれは
ジリジリミンミン蝉の鳴く頃。







私は、田舎道をトロトロと運転しておりました。






車がすれ違うには
畑の畦に寄せなくてはなりませぬ。








で、ちょっと前方からくる車とすれ違うため


私は左側に幅寄せをしました。






ふと…左を見ると





ふと…見たのです。






ふと…目に入った光景は





畑に人が倒れてるっ!!!!!






黒い作業着に麦わら帽子の
やせ細った御仁が!!!!!





膝から崩れたかのように!!!






かなり目を疑いましたが






案山子が折れて倒れたには
肉感がある………………。






大変だっ!!!









私はそのままハザードを点け






ケータイ持ってなりふり構わず畑に走りました(一応日傘はさして)







すぐ近くには親戚の病院があるし



救急車を呼ぶよりは病院から担架?




とか





私の車まで担ぐ?





とか




とりあえず畦の側溝に流れてる水を使うか?






色々考え






倒れてる御仁を見下ろして







「大丈夫ですか?」






恐る恐る声をかけました。







…動かない。






近くには御仁の軽トラと農作業道具。






御仁のケータイは無いし




水分も無いし






うわ~熱中症?!






もう一度声をかけます。






「どうかなさいましたか?大丈夫ですか?」







つぎの瞬間
御仁が目を開きました。






「大丈夫ですか?しゃべれますか?」






すると御仁は




「ああ、休んでたんだよ」







え?




やすんでた?




木陰もないこの畑で???







???????????????








「驚かせちゃったかい、悪かったね」







おじさん…無事ならいいんです…






「本当に大丈夫ですか?手足や唇痺れてませんか?めまいしませんか?」








私は矢継ぎ早に聞きました。





「ああ、大丈夫だよ。悪かったね~わざわざ」





だっておじさん、畑に膝を折ったように倒れてたら(結果的に御仁は寝ころんでた)何事かと思うでしょうよ~。






「お願いですから、早く上がってくださいね。暑さ普通じゃないんだから」





と私が忠告すると






「この年で見知らぬ女の人に声かけられて心配されるとは思わなかったよ、気をつけるよ」




と、約束をしてくれました。







あ~肝が冷えました。








これ、完全なる事実です。






みなさま、くれぐれも
休憩は日陰で、無理なくです!!!