映画部活動

「わが母の記」
樹木希林さん
役所広司さん
宮崎あおいさん
主演作品

そして私の友人がこの作品
フードコーディネーターとして携わっています

こんなにも
音が心地よく、映像が美しい作品は
そうそうお目にかかれません

川の音
風の音
生活の音
木漏れ日
清流の水面
浜辺の潮騒
ガラス戸
柱
石畳
わさび畑
ボンネットバス
人間の内側にずっと住み続ける
「後悔」と「想い」が
長い年月をかけて風化しかけていたように見えて
親の老いを通して
その内側を思いがけず見せられ
考え直す機会を与えられ
見守ることを通してまた学び
家族が時を越えて成長していく様が
本当に素晴らしく繊細に
凜としてひとりひとりを輝かせていました。
原作の井上靖さんは大好きな作家さんの1人で
敦煌を読んで莫高窟に行きたいと
かき立てられました。
どんな著名人であっても
見えない影を抱えて生きている
どんな人であっても
何か負荷を持っている
大変なことを
力を合わせて生きていく勇気
現代希薄になっている
あたたかさをたくさん見せていただきました。
樹木希林さんの
時間を追うごとに顕著に緩やかに激しく老いが増していく演技
三國連太郎さんの
わずか数分の出演にもかかわらず
忌際の存在感
キムラ緑子さんの
母娘だからこそ
近すぎて憎らしく思う感情
近すぎて自分にしか分からない想い
圧巻でした。
心に風と光を通したい方
ぜひ、おすすめします

