おはようございます

昨日のレッスンで
「旋律に惹かれてしまって、歌詞が二の次になってしまう」
という相談を受けました。
惹かれてしまうほどの音に出会えて
何て幸せなことでしょう

歌うという表現は
「歌詞」と「旋律」が同時並行します。
ここに「伴奏」という「歌詞」と「旋律」を盛り立て
その曲の存在感を左右する音の調和があり
伴奏の中に、歌詞の意味を象徴させるテーマが隠されています。
そうすると
一曲を勉強するにあたり
様々な角度からアプローチをしていかないと
納得いかないということになるのです

私は日頃から
レッスンに来る生徒たちに
「自分がどうとらえるか?想像出来るか?」
を楽譜や資料から探し出すよう指導してます。
生徒に問いました。
「じゃあ、惹かれてしまう旋律に伴ってる歌詞は、その旋律にどう呼応してる?」
「歌詞は、自分(歌の中の主人公)の訴えたいことを理路整然と綴っているけど、旋律は訴えたい強さとは真逆の優雅さがある」
と答えました。
そう、そのギャップに主人公のキャラクターが隠されてる

訴えたい強さを持った主人公(年頃の女の子)が
ものすごく優雅な雰囲気を持った魅せられてしまう美女
ということが分かります

これが、歌詞の無いメロディーだけのピアノ曲だったら
少し解釈が違ってくるのですか
歌の場合は
「歌詞」という言霊
と
「旋律・伴奏」という音霊
両方が存在するので
必ず

レッスンで歌詞のエネルギーを体感してもらいます。
何故なら
私たちが歌を演奏するときは
「歌詞を代弁している」
からです

演奏する私たちは
「歌詞が旋律を連れてくる」
と認識して演奏しないと
「綺麗な曲だけど、言葉が何言ってるか分からない」
ということが起こるのです

「歌詞が旋律を連れてくる」
聞き手側も、この仕組みを知ってると
感度がグンとUPします



ご自分が好きな歌を
こんな観点で愛好してみるのも
自分の内面を深く知るチャンスに繋がりますので
オススメします
