声楽の指導をしていると
日々葛藤します。
ただ趣味で楽しく歌えればいい
せっかく習うならば
厳しく指導してほしい
音大に入りたい
等々。
特に音大受験となると
技術的なことはもちろんですが
進学した後の
先生方とのお付き合いの仕方や
教員を目指してるのか
演奏家を目指してるのか
色々先を考えて指導しています。
本人はもちろん
保護者の方にも色々お話します。
技術的なことに関しては
その子の声の特性をどう伸ばし
不得手にどう見つめるか
これを同時に行います。
ただ、受験突破できれば◎というわけではなく
その先を考えないと
頭でっかちな演奏しか出来ない
感性のない音楽になってしまいます。
今月上旬に
様々な音大で夏期講習会が行われたのですが
大学によって
・受験生の特性を見る
ことに重きを置いてくださる場合と
・受かるか受からないか
の振り分けで見るか
ものすごく二極化していることが残念に思います。
もちろん
大学側は、ふさわしい実力を持った生徒を採りたい
というのは当たり前なので
そこに関しては構わないのですが
ただ、受かればいいだけの指導をこちらに要求するのは
私のコピーを作るのと同じ。
それはやっぱり避けたい。
教えることは学ぶこと
技量と感性をどう高めていくか
これは受験生の人間力を育むことにつながります。
個人指導だからこそ生じる葛藤ですが
ここを怠ったらイカンと
今日も喝を自分に入れるのでした。