ブログをかな~り放置していたワタクシですが。
報告しようかどうしようか…と思いつつ。
あまりの忙しさに更新もできずでしたが。
よし、今日は発表するぞ
実はですね…
ワタクシ…
実は…
ただいまベビーの育児中です
あ。
ちなみに、3人目とかじゃないですからっっ
コレよコレ ↑
そう、実はひなしゃん以来、2年ぶりに子猫を育てているのです。
この子たちは♂と♀のキョウダイ。
♂ 『春馬(はるま)』
♀ 『葵(あおい)』
5/4に保護。
保護というか…。
まあ、あれですわ。
状況はひなしゃんのときと一緒です
(ひなしゃんとのなれそめは、ブログの最初の頃に載ってます)
この子らを保護したのは中国人の留学生。
5/2にアパートの前で発見。
最初は3匹いたらしいのですが、2日後にはこの子たちだけに。
だんだんと鳴く声も弱弱しくなり、このままでは死んでしまうと保護。
しかしどうすることもできず、たまたま近くにあったワタクシの店に持ってきてみたと。
そこは人頼みってか~
まだへその緒もついてる、生後2日と思われる子猫。
どないせーっちゅーねん(;´∀`)
結局いつもの悪いクセが…
だってさっ しょーがないじゃん
見ちゃったんだもんっっ
今回はさすがに一人じゃ無理
つーことで、同じく猫大好きトリマーNちゃんと交代で24時間体制の育児が始まったわけです。
老体に鞭打っての3時間おき授乳。
こんなに小さな子、育つんかいな~と手探りの育児。
個人的趣味丸出しで♂には『春馬』と名づけ、♀は中国にちなんで中国の花のたち葵から『葵』と名づけました。
こんな手探り状態の育児でも、順調に育つ2匹。
保護当初、115gだったハルと85gだったアオちゃん。
すくすくと育ってくれました。
目が開き、ヨチヨチと歩きだし…。
毎日、着々と成長していく二人の姿が嬉しくて楽しくて。
でも、あまりにも小さいアオちゃん。
がんばってもがんばってもあまりミルクが飲めないのです。
それに引き換え、無駄にデカいハル。
しかし、実は二人とも月齢(週齢)よりはるかに飲む量が少なすぎる。
通常の半分しか飲まない、いや、飲めないのです。
そして長く続く便秘。
ミルクを薄めたり、Nちゃんとあの手この手でウンピ出すぞ作戦をやってみました。
しかし出ないのです。
そんなある日、ハルが突然低血糖に…。
しかもあんなに出なかったウンピを自力で出し…というより、下痢でした。
その下痢の中でグッタリしていました。
幸い昼間だったのですぐ病院に行き、事なきを得ました。
そして同じ日の夜、アオちゃんが下痢&低血糖に
夜中だったので、どこの病院も連絡がつかず、ぐったりしたアオちゃんを出来うる限りのことをして見守るしかありませんでした。
幸いアオちゃんも数時間後に復活。
ほんとに悪夢のような夜だったな…。
この頃からです。
何かおかしい…とNちゃんと二人、思ったのは。
どんどん開いていく二人の体重差。
そして病院で言われたのは、栄養失調からくる低血糖では?と。
ウンピを出すために良かれと思って薄めていたミルクのせい!?
あまりにもハルが大きく育っていたため気づかなかった、ミルクの量が絶対的に足りていないこと。
ミルクを少し濃い目にし、一度に量が飲めないのなら回数を増やすよう言われました。
ウンピも飲む量が少ないため、ウンピがなかなか製造されないのでは?とのことでした。
毎日が寝不足との闘い。
幸い、交代制だったので何とか頑張りました。
そして、努力の甲斐あってか、二人ともウンピが出ました。
ホッと胸を撫で下ろしたのもつかの間…。
今度は下痢。
何度となく病院に通う日々。
ただただ、死なせるものかと必死でした。
でもあまりにも小さい二人に仕える薬は限られています。
そうこうしているうちに…ハルは下痢が止まり、またもや便秘に。
アオちゃんの下痢は、もはや下痢というよりは水に変わっていきました。
ミルクを飲ませると、そのまま水となって出てきてしまうのです。
全く消化されずに出てくる状態。
小腸からくる下痢でしょうか。
ただでさえ、体力のないアオちゃん。
日に日に衰弱していきました。
難民の子供のように、顔や手足はやせ細っているのにお腹だけが大きいのです。
どれだけ下痢をしようが、小さいため絶食させることもできず、脱水させないために、ひたすら飲ませ続けるしかない。
Nちゃんと、アオちゃんの様子を夜中でもメールや電話でやりとりをしながらの不安な日々。
そして昨夜、ハルは我が家に、アオちゃんはNちゃん宅に。
夜中のメールで、アオちゃんがもうミルクもやっとやっと飲ませないと受つけなくなったと…。
今日はNちゃんがお休みだったので、朝イチで病院に連れて行ってくれることになっていました。
朝、ハルを連れて出勤。
Nちゃんの連絡を今か今かと待ちつつ仕事をしていました。
10時過ぎにNちゃんからの連絡で、もうダメかもしれないと…。
そして…数分後に…。
「アオちゃん、逝ってしまった」とNちゃんからの電話…。
頭が真っ白になりました。
もうただ泣けて泣けて…。
アオちゃんの可愛かった仕草や、一緒に過ごした日々が走馬灯のように駆け巡り。
Nちゃんと二人、号泣でした。
助けてあげられなかった。
何もしてあげられなかった。
1ヶ月という儚い短い生涯でした。
最終的に380g以下まで痩せてしまったアオちゃんの小さな亡骸は、Nちゃんの家の庭で永遠の眠りにつきました。
アオちゃんがこの世に生まれてから一番長く過ごした、Nちゃんの部屋が良く見える場所に。
ハルは何も知らず、今、我が家のリビングですやすやと眠っています。
ハル 6/8現在 体重580グラム。
体は標準体重を超えているけれど、ミルクは標準の半分しか飲めません。
それでも、元気です。
もしかしたら、アオちゃんは先天性の内臓疾患だったのかもしれない。
もしかしたら、ハルも何かあるのかもしれない。
でも。
もうハルは家族です。
大事な我が家の息子です。
我が家の末っ子
『春馬』
アオちゃんの分まで、元気に育つように見守っていてください。