
「受け取りエラー」を知る
一昨日、受講している講座の同じグループの人たちとランチ会をしてきたんだけど、その時に気づいたことがある。
それは、夫婦間での決定的な受け取り不良が多々起きてるということ。
「そんなつもりで言ったんじゃないのに」が多分めっちゃある。
その人は、単身赴任から帰ったご主人に
「家が汚い」「実家に帰れ」
って言われたんだそう。
「だからわたしにもっと部屋を綺麗にしろ、出来ないなら出ていけ!って言われたんだ!」
ってプリプリ怒ってたわけだけど、これって実際のところはどう思います?
この方は、
現状の部屋に対して、「汚い」とは感じてなくて、
今以上に部屋を綺麗にする必要性を感じていない状態。
対するご主人は、久しぶりに単身赴任から帰宅した自宅が
「なんだか物が溢れかえっている」
「雑然としている」
そう感じて、この客観的な事象に対して
「部屋が汚い」と言っただけかもしれない。
だって、
冷静に要素分解してみれば、
「部屋が汚い」と、
「実家に帰れ」って、直結しなくないですか?
もしかしたら、ご主人は口には出さないけど
「単身赴任前より部屋が雑然としている」
「部屋が汚いな」
(「家庭も育児も任せきりだったから、大変だったのかもな」
「俺がこっちに居れる間に部屋を片付けるから、)一回実家に帰ったら?(俺が掃除して奥から息抜きしておいでよ!)」
と、めちゃくちゃ端折って発言してただけかもしれない。
なんだけど、この方は日頃から
「旦那はいつもわたしのことを否定してくる!」
といった前提条件が頭の中にあるので
「汚いって言われた!」
「出ていけって言われたんだ!」と捉えてしまって、結局そのあとイライラしながら部屋の掃除をしたんだそう。
以前のわたしもまさにそうでした。
仕事から帰宅した旦那さんに
「ごはんできてないの?」と言われたら
→ついさっきまで寝かしつけしてて作る暇もなかったのに作れるわけないじゃん!
→わたしはこんなに頑張ってるのに全然わかってない!
→ごはんが出来ていないことに文句を言われたんだ!
→家事育児の要領が悪いと思われてる!
→どうせわたしが前倒しして全部やればいいんでしょ!
と、盛大な卑屈解釈をして、不機嫌になっていました。
これで不機嫌になるだけだったらまだしも、
「旦那が帰ってくるまでに、部屋も綺麗にして
夜ごはんまでできてないと文句を言われる」と言った歪んだ解釈から、
娘にはやくごはんを食べさせたり、
モタモタしてたらイライラオーラを出したり、
ご飯をボロボロこぼされたらイライラしてしまったりと、
娘をも巻き込んでタスクが前倒しできるようにしてしまっていました。
表面上はニコニコしてるけど、
こうやって何かに追われながらピリピリしてる母親なんて、娘も不安に感じますよね。
その結果、当時はまだ2歳だった娘ちゃんは精神的に不安定になり自傷行為をしてしまうようになってしまい、前職を退職して、娘ちゃんと向き合う時間を増やしたわけですが。
まぁおそらく旦那さんは
単純に「ごはんの支度の有無」を聞いていただけで
「先にごはん食べてからお風呂にするか」
「出来てないなら先にお風呂にするか」
を聞きたかっただけだったんだと思うんだよね。
拡大解釈をしてしまう理由を深掘りしていく
この「ごはんが出来てないことに文句を言われた!」
という被害妄想は、実はめちゃくちゃ根深いところから発生しているんです。
私を例にすると、
「家事育児は女がするもの」
「出来てないとちゃんとしてない女だと思われる」
私の中には、こういった時代錯誤な「〜するべき思考」があったのです。
この「べき思考」は、
専門的な言葉で言うと「他人軸」って言うんだけど、
ざっくり言うと、
「自分」よりも「他人」や「世間体」を重視している時に出てくる思考のこと。
じゃあなんでこの「べき思考」は生まれたのか?を考えていきます。
わたしが幼少期の頃、
母は専業主婦で常に自宅にいました。
母はいつも小綺麗にしていて
ちょとしたお出かけでも、
みなりをきちんとして出るタイプの女性でした。
そして、常に掃除用具を持っていて、
部屋はいつもピカピカ、むしろわたしが汚すと叱責されるくらい。
幼少期の母のイメージを思い出すと、
常に眉間に皺がよっていて、
雑巾かクイックルワイパー持ってるイメージが真っ先に出てきますw
(どんなイメージw)
そんな母の口癖は
「女は家庭に入ってこそ幸せ」
「女を働かせる男は甲斐性なし」
「女は家庭に入って家と子供を守るもの」
「亭主元気で留守がいい」
こんな感じの発言を、幼少期から常に浴びていたわけです。
まだ幼かった私は、
家庭とはどういう物なのか
家族とはどういう物なのか
比較対象もなく
大好きな母がそう言っているのであれば、
「これが正しい家庭の形」だし
「父親とはほとんど家におらず、母親をいじめるもの」と認識していたわけです。
その後に自分の世界が広がり、
むしろ自分の家庭がずれているのかも?と思ったり
仲が良さそうな他の家庭を羨んだり、
不仲や過干渉、価値観の押し付けで
両親を憎んだりもしたわけですが、
擦り込まれ続けたこの母からの記憶は、ずっと私の内側に放置してされたまま、アップデートされてなかったわけです。
このせいで、男性には仕事…
もといお金やスペックを求めてしまったりもして、当時の彼氏たちには大変な負担をしいたと今なら思えますが…w
この後、心身ともに壊れてしまって
インナーチャイルドを癒してあげましょう、ってなって、
こういった歪んだ認知を
少しずつ手放していけたおかげで、
今では多分
「働かないで家庭に入って」って言われても
「え、やだむり!」って即答できるし
旦那さんがもし会社員を辞めたいっていってきても
「全然いいよ!ゆんちゃんが養ったる、そんな辛いなら今すぐやめな」って言ってあげられます。
この「べき思考」「インナーチャイルド」は、
今、自分の感じている生きづらさにとても関与が深い物になります。
ちょっと文章でここを全部書き出そうと思ったらめっちゃ長い文章になってしまうので、また別記していく予定ですが、
今日は、旦那さんの何気ない一言、盛大な受け取りエラーしてない?という側面で、過去に関連するような出来事はなかったか?を考えて見てくださいね!
