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洋楽・散歩

1950年代の軽音楽・映画が大好きで
以前は「洋楽三昧」というタイトルをつけていたのですが
最近はお気軽散歩がメインになっています

外出の際 必ず中折れ帽をかぶるのですが
散歩中 しばしば帽子のつばを右指でつまんで しゃっと横に滑らせます




これは 昔観たバート・ランカスターの西部劇で覚えた仕草です

彼の西部劇映画をいくつか観ていますが
男らしくて カッコいいガンマンのイメージが強く残っています

西部劇映画が大好きだった私は 早撃ちの練習をする為に
60年代の始め アメ横で ホルスター付きのコルト・ピースメーカーを買い
夜毎 アパートの一室で 早撃ちの練習をしたものです



現在は ビービー弾の出るガスガンを ゴキブリやカラスの撃退用に用意しています

 
「OK牧場の決闘」でのシーンだったと思いますが
スーツ姿の彼が テンガロン・ハットのつばを指でつまんで
ややうつむき加減で右肩を下げ気味にして歩き去る…… 
そんな気取った仕草が 子供心に たまらなくカッコよく映ったものでした


子供の頃観て、記憶に残っている彼の最初の西部劇は「アパッチ」です
ここでの彼は インディアンを演じていましたから
正統派西部劇とはいえませんが 熱血漢で 男らしいというイメージは
恐らくこの映画で生まれたような気がしています

「空中ブランコ」は
彼がサーカスの団員だったということで 映画化されたのでしょう



トニー・カーティスと三角関係になった女性団員のコスチューム姿に魅了されました
その女性をジーナ・ロロブリジーダが演じていたのですが
子供ながら 彼女の見事なボディにドキドキしたものです

ソフィア・ローレンも「河の女」「島の女」などで 
肉体美を披露して 人気を博していました

「トロイのヘレン」や成人してから観た「黄金の七人」シリーズで
豊満な肢体を披露したロッサナ・ポデスタ等など
イタリア女性が 見事な肉体と情熱的な女性だというイメージは
これらの映画で生まれたような気がしています




今の時代 ビキニ姿の女性を見ても ドキドキすることはないのですが
当時の日本では ジーナ・ロロブリジータのコスチュームとか
肌が透けて見えるようなソフィア・ローレンの映像を見て
平気でいられる男性は数少なかったはずです

「OK牧場の決闘」でワイアット・アープと恋仲になる女賭博師を演じた
ロンダ・フレミングは 素敵な女性という印象でした

後年観た「大空港」で ランカスターの恋人役を演じたジーン・セバーグが
「悲しみよ今日は」で観た幼い姿から 美しい女性に成長しているのを見て
昔の恋人に再会したような 不思議な感覚に陥った覚えがあります


話が すぐ脇道に逸れるのが悪い癖ですが 
昔の映画の話になると 数珠繋ぎで色々な事が頭に浮かんでしまいます


♪「The Rose Tatto」:Perry Como


 

「バラの刺青」は 子供にはチョッと難しい映画でしたが
ペリー・コモの歌はかなりヒットしたので 忘れられない映画になっています



西部劇映画のトップ3に入る映画としては
ゲーリー・クーパーと共演した「ベラクルス」があります




一番はグレン・フォードが早撃ちを演じた「必殺の一弾」ですが
ストーリーの面白さで言ったら 「ベラクルス」の方が上 という感じです

内容は省きますが 主演のゲーリー・クーパーより
悪党を演じたバート・ランカスターのほうが 数段素晴らしい演技だった
…そんな印象が残っています

彼の 男らしく荒々しい演技もさることながら
ニヤッと笑った不敵な表情、時々見せる優しい顔など
単なる悪党の早撃ち以上の魅力に溢れていました





その後 「OK牧場の決闘」で 今度はシェリフのワイアット・アープを演じ
共演のドク・ホリディはカーク・ダグラスが演じていました
二人のキャラクターの違いがよく表現された 傑作映画でした

♪「Gunfight at the OK Corral」


 

主題歌はフランキー・レインが歌い これも大ヒットしましたから
聞き覚えのある方も多いはずです

「荒野の決闘」を観たのは この映画より後でしたが
古い映画らしい牧歌的な味わいのある名画でした
ただ
ヘンリー・フォンダのワイアット・アープは悪くなかったものの
マッチョの印象が強かったビクター・マチュアのドク・ホリディは
ちょっといただけない感じがしたものです

主題歌の♪「愛しのクレメンタイン」も 今ではスタンダードになっています

バート・ランカスターは反戦主義者で 人種差別にも反対だったらしく
メッセージ性の高い作品を作ったり主演したりしていましたから
地味な作品もいくつかあります

個人的には 娯楽性の高い映画が好きですから あまり理屈っぽい話は苦手ですが
「大列車作戦」や「大空港」などは肩のこらない面白い作品として 記憶に残っています

ハリウッド映画全盛時代に観た お気に入りの作品は沢山ありますが
それは同時に 懐かしい主題歌の想い出に繋がっている という特徴があります


映画やラジオが唯一の楽しみだった時代から
テレビが一般家庭に普及するようになって 映画も音楽も徐々に代わっていった…
そんな実感を抱いています


それが 丁度前回のオリンピック開催の年あたりから ということで感慨もひとしおです

あの時代と比べると 世界が身近になり 
今回のコロナウィルスの問題も 瞬時に世界中の情報を知ることができるようになりました

オリンピックの開催も怪しくなってきましたが 
それ以上に 人々の安全や世界経済の破綻が危惧されるところです