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洋楽・散歩

1950年代の軽音楽・映画が大好きで
以前は「洋楽三昧」というタイトルをつけていたのですが
最近はお気軽散歩がメインになっています


今時 ならず者なんて言葉は使いませんから
当然昔のお話ということになりますが 私事ではなく 古い西部劇映画の題名です

ビリー・ザ・キッドは 21才までに21人を殺したガンマンとして有名で
これまでにも沢山のビリー・ザ・キッド映画が上映されています

記憶に残っているところでは 高校時代に観た
ポール・ニューマン主演の「左利きの拳銃」ですが
お気に入りポール・ニューマンが悲惨な最期を迎えるストーリーでしたから
あまり好印象をもっていません



最近 戦前の西部劇を沢山観ることのできる 廉価盤DVDを10刊ばかり買いましたから
幼い頃観て記憶の薄い映画や 全く知らなかった映画をほほ100作品 のんびり楽しんでいます
特にゲーリー・クーパーやジョン・ウェインの若い頃の映画は魅力たっぷりです

今日取り上げたのは 「ならず者」で この映画については
ストーリーに記憶がなく 女優のジェーン・ラッセルだけうっすら憶えていました
制作時期が1943年という 戦争真っ盛りの年ですからリアルタイムでお目にかかったはずはなく
私が観たのは戦後の 50年代半ばだったと思います

同じ頃 ジェーン・ラッセルは「海底の黄金」に出演してお色気たっぷりの姿を披露しました
リチャード・イーガンとギルバート・ローランドが共演する海中冒険もので面白いストーリーでしたが
それ以上に この映画の主題曲 ペレス・プラドの演奏する ♪「セレソ・ローサ」が大ヒットして
日本でもマンボブームが起こりました

♪「セレソ・ローサ」:ペレス・プラド

 

 

話を「ならず者」に戻します

主人公の若者はサッカー選手のロナウドに似ているのですが その後の活躍は知りません
キッドを追跡する保安官パット・ギャレットは他の映画では颯爽としたガンマンですが
この映画では よれよれのオジサンで早撃ちでもない という特異な設定でした

この二人に絡むのが OK牧場でワイアット・アープの手助けをしたドク・ホリディで
これを演じたウォルター・ヒューストンが実に良い味を出しています

当然ラストでパット・ギャレットに撃たれると覚悟しながら観ていたのですが
これが何と ハッピーエンド・ストーリーという 後味の良い映画に仕上がっていたのです
奇想天外な着想でこれほどオシャレなラストシーンにはあまりお目にかかったことがありませんから
西部劇ファンの方には是非お奨めしたいところです


こんな自由な解釈ができる監督というのは かなりの人物に違いないと…名前を見たら、
これもびっくり ハワード・ヒューズが監督をしていたのです

彼がラスベガスのホテルに閉じこもっていて 誰にも会わないという話は
リアルタイムの雑誌記事で知っていましたから こんな映画の監督をしていたことに驚きました


どんな理由で 彼が変人扱いされるようになったのかは知らなかったのですが
何年か前の映画「アビエイター」を観て その理由がはっきりしました

この映画ではハワード・ヒューズ役をレオナルド・ディカプリオが熱演していました
沢山のアカデミー賞をとった映画でしたが 主演男優賞は残念ながら逃しました

ヒューズがおかしくなったのは 飛行機事故の後遺症からだったようで
過剰な麻薬摂取から精神に異常をきたしたというのが真実だったようです

もしまともな神経だったら
「ならず者」のようにチョッとユーモアがあり 自由奔放なストーリー展開という
映画本来の楽しさである 娯楽作品を沢山観れたのに~と 残念な気持です

最期に 映画:「アビエイーター」で使われた 曲でも~
その名も ピッタリ ♪「ナイトメア」で これはアーティ・ショーの代表曲でもあります