毎年この季節になると ♪「枯葉」が頭に浮かび
このブログでも何度か 自主編集アルバムを取り上げて来ましたが
懲りずに またアップしてみました

「枯葉」自主編集アルバム…音源はボックスに保存してあります↓
https://yahoo.jp/box/sdmMAT
この選曲を 音楽ファンの方はどう思うのでしょう?
私のような 軽音楽全般が好きという人なら 特別抵抗は無いかもしれませんが
コアなモダンジャズファンなら “こんなごった煮のアルバムなんて~”
と感じる人も多いことでしょう
事実 ジャズファンの私の友人で“ヴォーカルは絶対に聴かない”という男がいます
特にピアノ演奏が好きで テディ・ウィルソンからビル・エバンスまで幅広いのですが
曲についてはスタンダードしか聴かない というこだわりもあるようです
彼の本業は設計家ですが 自宅には大きなベースやギブソンの高級ギターなどが鎮座していて
どこかで習っているのか ジャズ・ギターの腕はかなりのものです
彼の言うスタンダードとは 定番になったポピュラー音楽を指しているのだと思います
長い音楽の歴史では ポピュラーにならなかった曲のほうが多かったはずですから
その厳しい世界で生き残った曲がポピュラー音楽とかスタンダード音楽とか言われてるのでしょう
ポピュラー音楽は ポピュラー歌手が歌うものだけでなく
ジャズで演奏されたり カントリー シャンソン ハワイアン等色々なジャンルで扱われる音楽で
アメリカのミュージカル音楽として生まれたものが多いんじゃないかな 等と思っています
「Autumn Leaves」:Stan Getz
スタン・ゲッツのしっとりとしたテナー・サックスの音色は この季節に似合います
私は音楽雑誌というものを買ったことがありません
レコードやCDに付いているライナーノーツを読んだり ラジオ音楽番組で聴いたりして
いくらかの知識は得たはずですが ほとんど沢山の音楽を聴いて感じたまま…という感覚派です
書いていて想い出したのですが…一冊だけ ジャズ雑誌を買っていました
10年以上前のことですが…ヤフーの掲示板でお友達になった 現役ジャズシンガーの方が
“来月号の「ジャズ批評」に私の推薦したヴォーカリストが載っているので 是非ご覧ください!”
と言われて買ったのが このジャズ専門誌でした
ジャズ・ヴォーカル特集というテーマだったと思いますが 確かに彼の記事が載っていました
ディキシー・ランドジャズのボーカルや音楽プロデュースをされている
私より年長の方で その方面ではかなりの有名な方のようでした
馴染みの日本のアーティストはごく僅かですから 失礼ながら彼の活躍を知りませんでした
私が“いその てるヲ氏がDJをしていた「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」を
毎週聴いていました”と書いたところ
“いその てるヲ氏とは 一緒に酒を飲んだり 温泉に浸かりながらバカ話をしましたよ”
なんて想い出話をしてくれたことを想い出します
いその氏が自由が丘でライブハウスをもっていたことは知っていますが 入ったことはありません
というより 私が入ったライブハウスは ニューヨークの「ビレッジバンガード」と
博多の「ブルーノート」の2件だけです…どちらも同行した友人に強引に誘われたからですが
青山に住んでいた頃 我家のすぐそばの地下に「ブルーノート」がありましたが
一度も覗くことはありませんでした 現在は チョッと離れた場所に移りましたが…
ジャズ喫茶嫌いの私ですが ライブハウスの臨場感は独特の魅力があったことは確かです
でも モダンジャズのプレイヤーが次々来日した60年代は
実家の倒産や最愛の彼女との別れなど辛い出来事が続き
生きるのに精一杯という時期でしたから 仕事も死に物狂いでしたし
空き時間には 映画や読書で考える時間を作らないように努力したものです
アート・ブレイキーやホレス・シルバーの来日公演を観なかったことを
今でも後悔していますが 当時の状況を考えると 仕方のないことでした
自主編集アルバムについては 以前のブログで書いているので詳しい話は省略しますが
選曲の理由なども綴っています
「枯葉オリジナルアルバム」
https://ameblo.jp/ynak016/entry-12478815724.html?frm=theme
ビル・エバンス ウィントン・ケリー キャノンボール・アダレイ(マイルス・デイヴィス)
を入れたのは 先ほど触れた「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」という音楽番組で
本多俊夫氏の担当だったか忘れましたが そこで「枯葉」特集があり
これらのアーティストを推薦していたことも大きな理由です
キャノンボール・アダレイやウィントン・ケリーについては全く異論がありませんが
サラ・ヴォーンを推薦していたことに チョッと抵抗がありました
スタン・ゲッツの演奏やソニー・スティットとジーン・アモンズのテナーバトルは
私好みということで加えておきました
サラ・ヴォーンの「 A Lover's concerto」はポピュラー・ヒットしたので
ジャズファンならずとも聞き覚えがあると思いますが
スキャットだけの♪「枯葉」は コアなジャズファンにはたまらない魅力なのでしょう
「Autumn Leaves」:Sarah Vaughan
秋の夜 物思いにふけりながら一人静かに聴く…という気分にはなれません
以前書きましたが
私の音楽キャリアの大部分を占めているのはラジオ番組からの情報です
それに 映画や音楽が好きだった親の影響で レコードが沢山あったことも幸いでした
少年時代は 音楽番組がいくつも始まったので
ポピュラー音楽の宝庫と言えるものでしたし
学生時代以降は FEN放送では カントリー専門の「グランド・オール・オープリー」と
「カントリー・カウントダウン」そしてスィングジャズ専門の「スィンギング・イヤーズ」でした
ジャズ番組で最も優れていたのは NHK.FMの「ゴールデン・ジャズ・フラッシュ」でした
ディキシー スィング モダン とDJが3人いたので 取り上げる音楽ジャンルも多様でした
本多俊夫氏のDJで良かったのはアート・ペッパー特集ですが
引越しの際 テープを処分したかもしれません
いその てるヲ氏の担当で 特に気に入っていた企画はレスター・ヤング特集でした
2週分のテープを 編集してCDに変換しました…勿論 解説入りです
「 Autumn Leaves」:Cannonball Adderley
こういう演奏を聴くと“音楽っていいなあ…”と素直に感じます
今や音源も容易に手に入る時代ですが
その分 音楽の価値が下がってしまった…と実感しています
これは音楽業界に限った話ではない とも思っています