今日から、いよいよ新年度。
平成31年度・・・と言いたいところですが、お昼前には新年号が発表されるそうですので、
平成31年度は、たった1ヶ月ということになるのでしょうか?
新年度を迎え、
私も心新たに、皆さまのお役に立てるように、いろんなことに挑戦していきたいと思っています❗️
🍀
さて、前回のブログでは、
「ストローク」という言葉を出しました。
「ストローク」ってなあに? と思われた方、もっと「ストローク」について知りたいと思われた方のために、
今回は、「ストローク」についてのお話をしたいと思います。
🍀
エリック・バーンは、人は何のために生きるのか、
「それはストロークを得るためだ」
と言っています。
ちなみに英語のstrokeは、
医学では「発作」、水泳では「ひとかき」という意味ですが、
では、心理学でいう「ストローク」って何なんでしょう?
🍀
交流分析(TA)では、
ストロークを次のように定義しています。
「存在認知の刺激の一単位」で、
「心の栄養素」
🍀
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、
例えば、
朝、誰かにあって「おはよう」と挨拶する。
で、大抵は、相手も「おはよう」と挨拶を返してくれますよね。
つまり、
あなたは、相手がそこにいると気づいた(認知した)から、相手に挨拶をし、
相手も、そこにあなたがいると気づいた(認知した)から、あなたに挨拶を返してくれたわけです。
このように、
お互いに、そこにいることを認知する、というのが、「存在認知」の意味です。
なあーんだ、簡単! でしょう?
で、「刺激の一単位」というのは、
上の例の場合、
あなたは、相手に「おはよう」と語りかけて刺激を与え、相手もあなたに「おはよう」と返して刺激を与えた。
つまり、刺激行為の一往復を交わしたということです。
これが「刺激の一単位」という意味です。
🍀
「ストローク」には、
上記のような挨拶だけでなく、
ちょっとしたお喋りや愛のささやき、褒める、お願する、感謝する、といった快適なものの、😊
或いは、叱る、罵る、ブーイングを送るといった、余りありがたくないものもあります。😖
また、
握手をする、ハグする、キスする、撫でるといったものや、
叩く、殴る、蹴飛ばす、つねる、といった、身体で表すストロークもあります。
ストロークの種類については、次回に、詳しくお話ししますね。
🍀
さて、では、
「心の栄養素」
というのはどういう意味でしょうか?
これは、
私たちが生きていくのには、食べ物や飲み物が必要なだけでなく、
「ストローク」が与えられなければ、
生きていけない ということを言っています。
つまり、
私たちが生きていくために、身体に必要な栄養素が食べ物、飲み物から得られるように、
心に必要な栄養素は、「ストローク」から得るということです。
🍀
本当なの?
ええ、本当です。
そのことは、
過去にもいろいろな実験・観察が行われていて、実証済みなのですね。
フリードリヒ2世や、ルネ・スピッツ博士の実験や観察などから、
新生児に、
十分な衣食住は与えても、
微笑みかけたり、抱いたり、撫でたりしないで養育したら、
心身の発達、成長が遅れてしまうだけでなく、死にさえ至るということが判っているのです。😱
🍀
人は、
衣食住が十分な状況でも、
誰かとふれあう、かまってもらう、ということがないと、生きる意欲が失われていくのですね。
特に、幼い頃はそうですが、
成長して大人になっても、
学校や会社、地域、家などで、
自分だけが疎外され、無視されたような状態にが続くと、
辛くて、生きる気力、意欲が、そがれていくのではないかと思います。
ああ、もう死んじゃいたい!・・
私なんか生きていても仕方ない、
と悲しいことに、思ってしまうことがあるかもしれません。
🍀
ここで心理学からは逸れますが、
ちょっと興味深いお話を。
私たちの身体を構成している「細胞」。
この「細胞」も、
どんなに良好に思える培養条件で育ててやっても、一つだけで培養していると、なかなか生き長らえることができない、
いう話を、
細胞の研究者に聞いたことがあります。
まわりに、いろいろと他の「細胞」たちがいて、細胞同士の触れなあいがなければ、
生きながらえないようです。
そして、
周りの細胞とトークし合うことで、
生存に必要な栄養や情報を貰ったり、
(パラクリンといいます)
自分とは何者か、自分の役目を確認しているようです。
私たちの身体は、
そうした「細胞」から成り立っているわけですから、
個体としての人も、
やはり、周りとの触れ合いがなければ生きていけないというのは、
生命の原理みたいなものかもしれません。
🍀
では、次回は、
「心の栄養素」である「ストローク」の種類について、考えていきましょう❗️
🍀
癒しと学びの空間
「CNSアウェアネスみどり会」へのお問い合わせは、
info.cns.am@gmail.com まで。
