今日は4つ5つ行きたいライブがありましたが、
結局そのうち2つに行きました!

Vitaly Golovnev Quintet @Fat Cat

Vitaly Golovnev(tp), Mike DiRubbo (a.sax), Miki Hayama (p), Gregg August (b), Peter Zimmer (d)

ピアノの早間美紀さんは、日本にいるときからずっとファン音譜
もう8年くらい経つんだ。
ジャズに興味を持ち始めて比較的早い段階で知ることのできたアーティスト。
CDショップで1st Albumを試聴して、とってもかっこよくて買ってしまいました!
その頃からニューヨークに住んでいらっしゃって、
たまに来日される際には必ずライブを聴きに行っていました。
ほかの2つのアルバムも買って、
アメリカに来てからもとってもよく聴いています!

ニューヨークで一度、Showman'sでオルガンを演奏されたときに
お会いしたのですが、今計算したら、もうあれから3ヶ月以上経ってる!
あれは1月4日のことだった。
あのときもお話できて、アドバイスもいただいて癒されたのですが、
今日も癒されました音譜
ナチュラルな感じがとっても素敵です。
演奏はもちろんすばらしかったです!
運良く一番前のソファーが空いていて、ゆっくり聴けました:)
Vitaly Golovnevさんも、日本でずいぶん前に一度聴いてから2回目でした。
こちらでいろんなミュージシャンの演奏を聴くようになって、
今日彼の演奏を聴いて、音がとってもきれいで優しいなと感じました。
フレージングも好きでした!
性格もとっても優しそうな方です。

そんなfat catを後にして、
次のライブを目指して電車に乗りました。
少しBar Next DoorでギタリストのGilad Hekselman Trioを聴こうと思っていましたが、
時間もなかったし、彼はニューヨークでたくさんライブをやっているので
また機会があるだろうと思って、あきらめました。

W4 stationからSubway E Lineに乗ると、
ちょっと車内の様子がおかしかった。
席に座って、Homelessの女性と他の若い男性の乗客が大きすぎる声で話しているのだと
わかった。
ヘッドホンをして音楽を聞いていたので、何を言い合っているのかわからない。
女性の顔は怒っていたので、喧嘩しているのだと思ったら、
男性は普通に世間話をしているようにも見え、その矢先に
男性が汚い言葉を連発するのが聞こえ、
友達らしいもう一人の男性が、まあまあ、的な感じでなだめていた。
やっぱり喧嘩だと判明。
でもその矢先に男性が女性にガムいる?って。
仲直りしようとしてるのかな。
それでも女性の大声はおさまらず。
iPodの音量を上げたり、ヘッドフォンのノイズキャンセリング機能をオンにしても、
その声は私の耳に痛くつきささってきた。
1駅とおりすぎて、もうどうしても耐えられなくなって、
次の駅で電車を降りてとなりの車両に移動した。
やれやれ。

ほっとしてるところへ、
いきなり女性がスクリーム。超びっくり。
神様と自分の存在について演説のようなものを非常にきんきんした声で始めた。
本当に勘弁してください。
耳が痛い。
ニューヨーク。自由すぎるぞ。
それは1~2分でやんだ。
その後は平和だった。

Lexington 53stの駅で降りた。
いっつも出口で迷うけど、たしかこっちの方が近い、って
今日はちがう出口から出てみた。
快調に歩いて、あれ、こんなカフェがあったんだ、気づかなかった、
あ、チョコレートやさんもある、って思いながら歩いてたら、
ん??待てよって。
なんで待てよって思ったのかもう既に忘れちゃったけど、
なんかちがう。
通りの名前を見たらLexington Ave。
私が歩いてるはずだったのは53rd street。
また東西南北をまちがえた。
しかもつい数日前に経験した、気づいたらLexington Ave、の罠。
私。早く気づけ。
この駅からTomi Jazzへ行くのはもう3回目。

この、私の中で何かがつながっていない感じ、
道を覚えられない感じ、
やめたいわー。

来た道を戻って、正しい通りを歩いて、
うん、そう、カフェとかはなかった、
って納得しながら、駅からすぐのその店に着いた。

そんなこんなで、


Shin Sakaino Quartet @Tomi Jazz

Godwin Louis(sax), Victor Gould(p), Shin Sakaino(b), Mark Whitfield Jr. (d)

バークリーでもトップクラスだったミュージシャンたち。
ニューヨークでいろいろライブを聴いた後でも、
引けをとらない、さすがの実力でした!
Victor GouldとGodwin Louisは、私が入学した後すぐに卒業され
Thelonious Monk Instituteへ行かれたので、
1,2度しか聴いたことがなかったのですが、
バークリー入学当初の私はとくに、すごい人とすごくない人の区別はあんまり
ついていなかったので(大体の人はうまく聴こえた)、
Monk Instituteに選ばれるくらいすごい人たち、
と言われてもそのすごさを認識することがあまりできませんでした。
ただ、上手い人たちだ、というのはずっと頭にあって
今日また聴くことができて、それを実感することができました

SaxのGodwin Louisがソロをとっているとき、
お、Kenny Garrettか、って思う瞬間がありました。

Mark Whitfield Jr.はいろんな人のバンドで演奏されているのを聴いたことがあり、
メンバーに対する反応が速く、演奏がとても"音楽的"という評判も聞いていました。
私の席からは、彼が正面になって、
メンバーの演奏を一生懸命聴いて、でもずっと笑っていて
楽しそうに音楽を作り上げている様子がよく見えました。
ミュージシャンだな~、なんてしみじみ思っちゃいました。

境野さんのオリジナル曲はとてもかっこよく、
皆さんの演奏がそれをさらにかっこよくしていました!

楽しかったです。

今日は、歯を抜いていないので、おいしいご飯を食べることができましたラブラブ
高菜チャーハン!!!
また食べたーい。


最近、かわいいもの、きれいなもの、かっこいいものを見ると
写真を撮らずにはいられなくなる病です。


今日はビルの間から満月が見えて、とってもきれいでした!


Christopher street station 付近


Yoshino's blog



その直前に撮った写真

Yoshino's blog

信号の中の人が空を歩いちゃってる。