昨日の続き。。。

雨の中家出した長男くんが無事に家に帰り、その日はそのままに。

翌日

『ちょっとゆっくり話ししようか。』

と、長男くんに話しかけ今どうゆう状態なのかを聞いてみた。

『自分もよくわかんないけど、色んな事が嫌になった

朝練で部活行って、勉強も難しくなって、わかんない所を先生に聞こうと思っても休み時間は5分しかないし、授業が終わってもすぐ部活で勉強の事なんて聞きに行く暇ないし、練習真面目にやってなかったり来なかったりする奴いるのに、先生は終わる頃にしか来ないからそんなとこまで見てなくて、結局真面目にやってなくても運動神経いい奴が試合では選ばれるんだよ。

俺はどんなに真面目にやったって運動神経悪いから。

次の新人戦も俺一人だけベンチ入り出来なくて一人で一般席で応援だよ…

休まず毎日出てて球拾いだって声出しだって、自分で運動神経悪いのわかってるから他の奴より一生懸命やってたのに。

レギュラーになれなくても、俺だってベンチで皆んなと応援したかったよ…

結局は上手くやる奴しか選ばれないならやっててもしょうがない。

勉強も疲れて塾行ったって全然頭に入らないし、毎日毎日同じ事の繰り返し。

土日もほとんど部活で、部活ないから友達と遊ぼうと思っても、そいつが部活だと遊べないじゃん。

ストレス溜まるだけで発散する為の自由時間が全くないんだよ。

もう、なんにもやる気しない…

疲れた…

誰とも話したくない…

と、一気に無表情で答えた。

私は何も言えなかった。

確かに…長男くんの性格を考えたら器用に自分の時間を作るなんて無理だ。

何事もゆっくりだけど真面目に一つ一つを丁寧にこなそうとする彼の性格上。

それを、今までよくやってきていた。

運動が苦手なのに、小学校の時の仲良しな子に誘われてバレー部に入って、朝が苦手なのに朝練にも遅刻しないで行っていた。

家の外で空き時間にレシーブやトスの練習をしたり。

部活で1日の練習の話もよく話してくれて。

確かに一生懸命努力していた…

それがいつからかしなくなって。

忙しいからだと思って。中学生ってこんなもんだ。と思って…

気にもしてなかったショボーン

やっと出た言葉が

『ごめんね。気が付かなくて。』

夫にもその話しをしたけど、

『え?それって甘えだろ。みんな同じだよ。大変なのは。それをちゃんと自分で考えて我慢してやってんだよ。だからって学校休むとかおかしいだろ。ちゃんと行かせろよ。1日休んだらそれだけ授業もどんどん遅れるし、余計わかんなくなるじゃん。それを取り戻す方が大変になるのわかんねーの?』

って。全く理解はされず、長男くんに毎朝怒鳴って仕事に行く。

そんな日々が続いた。

そこで、とにかくまずは夫に今の長男くんの状態を理解してもらうために、自分の考え方や接し方を変え、少しずつ説得して、周りの友達にも相談して助け舟を出してもらった。

今はとにかく彼の気持ちを優先する事。

本当に壊れてからじゃ取り返しがつかなくなっちゃう事。

学校が全てじゃない事。

私達が彼の良い所を見てあげる事。

一緒に楽しい時間を過ごす事。

家が安心して居られる場所になる様にする事。

私が夫に話してもなかなか受け入れて貰えなくても、自分の友達から言われると受け入れてくれるんじゃないかと思って色々話してもらった。

その都度、夫だけじゃ無く、私達が沢山の友達から言われたのは

『長男くんは本当に優しい思いやりのある子。

それは、親がみんな子供達にそうなって欲しい。って思ってる事だけど、なかなか彼みたいにはならなくて悩んでる人が沢山いる。

彼には他の人が持ってない良い所があるじゃん。

それは、本当に大切な事だし、その良さを無くさないであげて。

また、長男くんの笑った顔みたいよ。

みんなでいっぱい遊ぼう。

みんなで楽しい時間をいっぱい過ごそう。

親に話しにくいことなら私達が代わりに聞くし、私達も彼に沢山話しするから。』

いっぱい泣いたえーんえーんえーん

そうやって言ってくれる事、助けてくれる友達がいてくれて良かった。

自分達だけじゃなくて、みんなが一緒なら心強い。そう思えた。

だけど、人は急には変われないから、毎日の事でイライラしたり、怒鳴ってしまったり、正直

もうどうでもいい!

顔も見たくない!

と思ってしまった事もあった。

その時はやっぱり友達に愚痴って毒をださせてもらって、少しずつ変わっていった夫が私をなだめてくれたり。その逆もあった。

明日に続く。