大学卒業までブログ -3ページ目

ミャンマーのデモ弾圧に関して

ミャンマーって何?

デモって何のデモ?という話。


ミャンマーの歴史


ビルマ王朝

~1885年~

イギリスによる統治

~1943年~

日本の後押しでビルマ国に

~1945年~

イギリス領

~1948年~

独立。ビルマ連邦。不安定。

独立を目指す民族勢力、国民党軍、共産党勢力の武力闘争

国民党軍台頭。ネ・ウィン将軍政権

~1962年~

軍事クーデター。軍事政権時代。社会主義勢力。

~1988年~

選挙においてアウン・サン・スー・チー氏の国民民主連盟(民主化賛成派)圧勝。

しかし軍事政権は政権の移譲を拒否。

アウンサンスーチー氏は軍事政権により軟禁状態。


つまり、現在は軍事政権vsアウンサンスーチー氏を中心とした国民民主連盟によるビルマ連邦国民連合政府(亡命した議員による亡命政府)という構図。


で、デモを起こしたのは軍事政権に反対する僧侶と市民が中心。

原因としては、もちろん民主化への要求であるが、今回の直接的原因は石油を中心とする燃料の値上げ(=すなわち経済的不満によるものか?)である。


ちなみに、ミャンマーと各国の関係としては・・・

米国、EUは一貫して軍事政権の違法な政権保持と、今回の違法な弾圧に反対の立場であり、制裁措置を強化する考え。

中国、ロシアは戦後より冷戦時代を経てずっと、社会主義であるミャンマーを擁護する姿勢。経済支援を行い続けている。特に中国はタイを通してアヘンの輸入を行っていた。

日本においては、太平洋戦争中にイギリスからの独立を助け、それ以降友好的な関係である。しかし、2003年以降ODA(政府開発援助)を一部を除いて打ち切った。


現在、反軍事政権の立場を取る国連の決議案がどうなるか、が最大の焦点となっている模様。現在、英米仏の進めようとする制裁措置の強化案に、中露が拒否権を行使しているが、最大の支援国・中国が北京五輪をひかえており、成功を望む中国にとっては、これ以上デモが過激になれば、態度を柔軟化させることが不可欠となりそうである。


この国連の議決案が仮に通ってしまえば、ミャンマーの国連の離脱、さらにはミャンマーに対する軍事制裁などなど、もしかしたら、大変な状況も起こり得ます。短絡的であるかもしれませんが。


ちなみに日本企業も多く存在し、田崎真珠、スズキ、大丸興業(大丸の子会社)、今のところ情報収集程度と動きは小さいですが、これ以上過激になると大変になるかもしれないですね。