こんばんは
長く投資をしていると何度か暴落に見舞われます。
私は1999年から投資をしていますので、ITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックと大きなリセッションだけでも4回経験しています。
そのたびに資産は大きく減ります。
ITバブルのころは株式るいとうを始めたばかりだったので、逆に下がったことで株数を増やしやすくなるので特に気にしていませんでしたが、リーマンショックでは三井住友銀行(当時)が大きく株価が下がりました。
東日本大震災では関西電力が原発事故の影響を受けて1年かけて株価は半値以下になりました。
なので暴落の怖さは痛いほど経験しています。
現在の株価は一時期日経平均株価は4万円を越えましたし、S&P500も過去最高値を更新しています。
まさに絶好調の状態です。
ですがいつになるかわかりませんが、必ず暴落は起こります。
そのため、コアになるファンドはある程度の暴落耐性が求められます。
コアファンドの条件ですが
・十分に投資先(銘柄)が分散されていること
・業種セクターが十分分散されていること
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これらの条件を考えると、銘柄、投資国が十分分散されているオールカントリーが適していると思っています。
さらに暴落時の現金クッション(債券)を考えるとバランスファンドが適しています。
ただ、このバランスファンドの中身がくせ者で、例えばeMaxisSlim8資産分散型だと投資してもリターンがほとんどない国内債券に1/8も投資をしていますし、株式の部分も各国の時価評価額どおりではなく、国内株と新興国株に1/8づつとバランスファンドなのにバランスが悪い状態になっています。
そんな中、全世界株式と債券による楽天バランスファンドにも着目したのですが、債券部分に為替ヘッジがあることによって余計な手数料がかかってしまい、意外とコスト高になっていることがわかり、新NISA開始後でしたがコアファンドを楽天バランスファンドからeMaxisSlimオールカントリーに変更しています。
自分が考えるコアファンドはどのようなファンドか考えてみました。
まずはeMsaxisSlimバランスファンドのようなリートも含めたファンドなら株式部分はオールカントリ―とし、債券部分は国内を含めた先進国債券、リートはそのままです。
株式をオールカントリーにすることで各国の投資先が時価評価額どおりとなりますし、国内債券部分も全て先進国債券とすることでほとんど利息が付かない国内債券の割合がかなり下がりますので利回りアップにつながります。
株式と債券のシンプルな楽天バランスファンドなら債券部分に為替ヘッジなしにして少しでも余計な手数料がかからずに済みます。為替ヘッジが無くなると為替の影響を受けやすくなりますが、為替による価格変動は基準価格上昇にも基準価格下落にも左右されますので、為替リスクは外国に投資をする以上受け入れるべきリスクと考えています。
もし、このようなファンドが発売されるなら是非コアファンドにしたいと思っています。