こんにちは

 

 

2017年くらいから高配当株投資を始めていますが、始めた当初は配当利回り重視で投資をしていました。

 

当時は今ほど投資の知識はありませんでしたが、PERやPBRなどの最低限の指標はチェックしていました。

 

そして、配当利回りが4%以上でPER、PBRともに割高でない銘柄を中心に銘柄を選んでいました。

 

当時から三井住友銀行は既にポートフォリオの40%を占めていましたので対象外にしていましたが、当時投資対象としていたのが、商社株、通信株、メガバンク、そしてその他ではオリックス、JT、日産自動車を中心に投資をすることにしていました。

 

特に当時5%程度の配当利回りであったJT、日産自動車を中心に購入しています。

 

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当時から、特に米国連続増配株が注目されており、高配当株より連続増配株がグローズアップされていましたが、連続増配の優位性がイマイチ理解できなかったため、どちらかと言うと高配当利回り銘柄を選びがちでした。

 

そして、悪夢が訪れます。

 

JTは海外が堅調とはいえタバコ離れで斜陽産業で業績が落ち、減配を経験していますし、日産自動車はゴーン元社長問題をきっかけに株価は下がり、80%の減配を経て無配となりました。

 

 

 

 

 

JTは減配後、配当政策を見直したことで安定的な配当が確保されたことで事なきを得ましたが、日産自動車は株価半分以下になった上に無配となってしまいました。

 

無配後もしばらく保有していましたが、回復の見込みがないため2022年夏に全て処分しました。(その資金で三菱商事を購入していますので本当に処分して良かったと思っています)

 

高配当株のリスクは株価下落より大きな減配・無配ですからね。

 

この時、高配当株の怖さを実感しました。

 

当時、次に紹介する「世界一やさしい高配当株投資の教科書」の著者のシヨウさんがブログで累進配当の銘柄についてその良さを記事にされていました。

 

やっぱり、高配当株投資で成功している人の着眼点は参考にしないといけないですね。

 

 

 

それからは配当利回りよりも増配・累進配当を重視しており、配当利回り4%でも今後増配が見込めない銘柄より今は配当利回りが3%を切っていても今後の増配が見込める銘柄を選んでいます。

 

増配や累進配当銘柄は業績も右肩上がりの企業が多く、業績が右肩上がりだから増配もできます。

 

そのような企業が増配をすると株価も上昇しますのでインカムゲインだけでなくキャピタルゲインもねらえます。

 

そのいい例が商社株ですね。

 

9年前に購入した丸紅は増配に次ぐ増配で購入価格配当利回りは11%を超えています。

 

さらに株価は3.5倍以上になっています。

 

2017年のあの時に連続増配銘柄のメリットをもっとよく理解しておればよかったとちょっと後悔しています。

 

 

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