“ダークナイト”
観てきました。
いやぁ、もうこれが”映画”の頂点に君臨する作品と言っても過言ではないかもしれないですね。
もはやこれは芸術の一種であるようにも感じました。
なにもかも完璧すぎる。
誰につくこともない、地位、名誉、金
どれを求めているわけでもなく、
ただ混沌を求めるジョーカーの存在。
薄っぺらい感想を述べると、この映画の魅力の8割はこれだと思います。
しかし、このジョーカーにも市民の正義の心は予測できなかったシーンは綺麗事であるけれど
この映画唯一の救いであると思いました。
(このシーン以外救いが無さすぎる、笑)
監督はこの現代社会にもダークナイト(バットマン)のような、
「ヒーローではないけれど見えないところで私たちを支えてくれているものがある」
ということを伝えているのではないでしょうか。
市民が混乱し、不安の吐口をバットマンに向けて
彼の良いところを見ようとせず、
悪いところにばっかり目がいってしまって
責め立てる。
この非常に無責任な市民の行動が
まさに現代社会と同じだなーと。
まあ市民側の視点になるとしょうがない気もしますけどね。