息子のデイサービスの日でした。
今朝は初めて泣かずに、しかも自分から送迎車に乗り込みました
座る席を自分で迷いながら選び、先生も尊重してくれて、1番苦手なチャイルドシートで固定される時もちゃんと落ち着いて座れていました!
日に日に、デイサービスに行くことが習慣化され、抵抗がなくなっていきます。
こんな日がくるなんて、本当に感無量。
発達障害で新しい場所への不安が人一倍強くても、繰り返し継続し、安心感が得られれば必ず慣れる日がくると勉強になりました!
今はやめたほうがいいのかな…と感じるくらい激しく泣きじゃくる姿を何度も見送りましたが、子供の順応性を信じてあげてよかったと思いました
これから成長に伴い環境が変わるタイミングも訪れると思いますが、挫けそうな時はこの経験を思い返したいと思います。
今朝、送迎時に先生から「食事の様子」を尋ねられました。息子は席を立って食べることが多く、家ではどうですか?とのヒアリングでした。
ご飯の時間は席についていただきますをします。
果物を食べてからでないとご飯を食べない息子…
でもご飯を半分も食べないうちに席を立って降りていってしまいます。
多動があります。
息子は以前から食への関心が低く、とにかく食べてもらうことを優先させてきたため、離席しても食べればオッケーとしてきました。
以前は最後まで座れていたのですが、2歳過ぎてから座るのを嫌がり、外食もすごく嫌がるようになりました。
外で騒いだり動き回ったりは迷惑になってしまうので、外食はもうしばらくしていません。
食べたい!という気持ちが弱いため、未だに自分でスプーン食べもできません。介助しています。
フォークは使いたがった時期がありますが、今はやってと私の腕をつかんできます。私が息子の手を取って持たせても、置いてしまいます。
促しが強くなると拒否する気持ちも強くなるし、難しいなぁと感じていました。
先生から聞かれて、私も悩んでいることをお話しし、家庭とデイと連携して何かできるか考えてみましょう!と言ってくださいました。
息子が今の環境に慣れてきて、次のステップ…療育の課題を持ってデイサービス利用に繋がる次の歩みが始まったのだなと感じ、嬉しく思いました。
でも、なんだか先生に改めて質問されて、
私自身の育児の至らなさに向き合い、ひとりで考えていたら涙が止まらなくなりました。
息子の興味が狭く、遊び方も最近でこそ一緒に体を使ってジャンプしたり踊ったり追いかけっこして遊べるようになりましたが、それまでは何をしても(噛む、元の位置に片づける)ばかりでうまく遊べませんでした。
療育を始めてからは外に行くことも拒否している時期が長く、公園やお散歩も難しかったですが、最近また楽しみにしてくれるようになりました。
息子にとっては安心感が絶対条件で、それがないと色々吸収するところに辿り着けません。
私は息子に何をしてあげているだろうか。
そう考えて、不甲斐なさに涙が出ました。
デイサービスに行っている(療育に参加している)安心感から、努力を怠っていたのではないかと感じました。
せっかく頑張っている息子の手をもっとしっかり掴んであげて、もっともっと興味の幅、楽しいと思えることを広げてあげなくちゃな。
食事もレパートリーを増やす努力をしているだろうか。集中できる環境づくり、自分でトライする気持ちづくりを手助けできているだろうか。
遊びの中で道具(手先)の使い方や言葉の習得を促しているだろうか。
努力しているつもりですが、深く考えるとまだまだ出来ていないことだらけでした。
ちょっとした言葉で、自分のダメさを教えていただいた気分でした(先生のお話の仕方はとても温かく、息子の成長を優しく見守ってくれているのが痛いほど伝わりました。矢印を勝手に自分に向けたのは自宅に入ったあとの私です)
発達障害児の育児。
色々な方法でアプローチしなければ、なかなか受け入れてもらえなかったり、こだわり行動が強く出たりして難しかったりします。
息子の成長を誰よりも願っているのは母である私だと思います。
でも最近は息子が楽しめるようにと、出来ていることに目を留めて褒めまくり、そればかりを尊重しすぎていた節もありますので、集団生活にうまく移行できるように少〜しずつトレーニング?を取り入れていきたいと気持ちを新たにしました!
普段はほぼワンオペですが、落ち込んだ時には話をきちんと聞いてくれる夫の存在にも助けられています。
息子は毎日愛されて育っているから心配しなくても大丈夫だよと言ってくれました。発達が遅いと自分の育児が不安になったり責めたりしやすいので、温かい言葉で前を向いて頑張る力になります。(ママさんたちみんな、誰に言われなくても我が子を誰より愛し、悩み、命をかけていると思います)
うんと落ち込んで前に進む。
それを繰り返してきました。
もっともっと、母親として成長したいと思います。家族のために息子が安心して自分のペースで成長できるために。