傑作「さらばわが愛 覇王姫」抗日戦争〜文化大革命の時代の京劇。レスリーチャンの妖艶さに魅了 | 私の5 室は映画館・映画レビュー

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⚠ネタバレが気になる方へ

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最初の公開から30年経ちました

1993年に、46才で亡くなった

レスリー・チャンの、没後20年の今年

「覇王別姫」が4Kで公開されています



 感動!!



まさか、まさか、劇場の大スクリーンで

あの、レスリーチャンの





虞美人姿を、みられるとは!!

憂いをたたえた目の動き、仕草、声

あまりに妖艶で、美しく目が離せません











あらすじ


身を持て余した遊廓の母に捨てられ

京劇の養成所に入れられた小豆





淫売の子といじめられる彼を

弟のようにかばい、辛い修行の中で

常に強い助けとなる石頭



やがて成長した二人は




それぞれ“程蝶衣” “段小樓”と名を変え

「覇王別姫」を演じることで、京劇界きってのスターとなった






映画.comより






 「覇王別姫」


とは京劇の曲名・演目で

覇王項羽と虞姫の離別のお話です



覇王=項羽は

漢王=劉邦の、大軍に取り囲まれ

四面楚歌の状況に陥ります



覇王=項羽は姫=虞美人と最後の宴をし

虞姫は剣を抜いて舞を舞った後自決します






 感想


いう事がない 傑作 です


その、スケールの大きさ

盧溝橋事件から文化大革命までの

中国の激動の歴史を背景にして



中国伝統芸術・京劇に全てを捧げた

2人役者の関係に妻が混じった事から

嫉妬と苦しみの三角関係が生まれます





レスリー・チャンは、

わざわざ大画面で観ないと。



この世にこんなに目が離せない人が

いたとは。1日たっても、仕事中も、レスリー・チャンの姿が頭から離れないです


ぜひ劇場へどうぞ