あらすじ 映画.comより
1950年代、第2次世界大戦後のロンドン
夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスは、勤め先でディオールのドレスに出会う
その美しさに魅せられた彼女は、フランス・パリへドレスを買いに行くことを決意
どうにか資金を集めてパリのディオール本店を訪れたものの、威圧的な支配人コルベールに追い出されそうになってしまう
夢を決して諦めないハリスの姿はモデルのナターシャ、会計士のアンドレ、シャサーニュ公爵ら、出会った人々の心を動かしていく
1950年代のディオール
1950年代のディオールのドレスは、パリの上流階級の限られた顧客のもので、庶民には到底手の届かないオートクチュール(世界でただひとつのドレス)を製作していました
1つの作品は一人しか購入出来ないので
お金の用意があって、番号を告げても
希望のドレスが手に入らない事も…
徳のある人 ミセス・ハリス
ミセスハリスの誠実な人柄は、ロンドンでもパリでも周囲の人に好かれ応援されます
ディオールのドレス購入の資金集めも
トラブル続きで諦めると奇跡が続いて
500ポンドと高額のお金が用意出来…
ディオールのドレスは、採寸や縫合でパリに滞在が必要になる事を知り、ドレスの購入を諦めかけたら、ディオールの若手会計士より、部屋の提供の申し出があったり
メゾンで働くディオールの社員や、工房のお針子さんも皆親切にしてくれる、素敵な出会いや出来事に溢れていました
周囲の人に喜びや楽しみを与え、笑顔で空気を和ませ親切にする、そんな徳を積む生き方をしてきたミセス・ハリスには、困った時に助けが入り、チャンスに恵まれるです
帰国して助けを求めてきた人に、恩を仇で返される場面はハリスの人の良さに呆れ、相手に怒りが湧きましたが、その後の展開でディオールの意義、素晴らしさが発揮されました
ディオールの映画は、こちらもオススメです、素晴らしい作品でした