映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」周囲の人を笑顔にする人 | 私の5 室は映画館・映画レビュー

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劇場公開日:2022年11月18日 116分
12/6(火)鑑賞

⚠ネタバレが気になる方へ

読む場合は、自己責任でお願いします



あらすじ 映画.comより



1950年代、第2次世界大戦後のロンドン

夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスは、勤め先でディオールのドレスに出会う





その美しさに魅せられた彼女は、フランス・パリへドレスを買いに行くことを決意



どうにか資金を集めてパリのディオール本店を訪れたものの、威圧的な支配人コルベールに追い出されそうになってしまう 






夢を決して諦めないハリスの姿はモデルのナターシャ、会計士のアンドレ、シャサーニュ公爵ら、出会った人々の心を動かしていく







1950年代のディオール



1950年代のディオールのドレスは、パリの上流階級の限られた顧客のもので、庶民には到底手の届かないオートクチュール(世界でただひとつのドレス)を製作していました





1つの作品は一人しか購入出来ないので

お金の用意があって、番号を告げても

希望のドレスが手に入らない事も…





徳のある人  ミセス・ハリス



ミセスハリスの誠実な人柄は、ロンドンでもパリでも周囲の人に好かれ応援されます



ディオールのドレス購入の資金集めも

トラブル続きで諦めると奇跡が続いて

500ポンドと高額のお金が用意出来…




ディオールのドレスは、採寸や縫合でパリに滞在が必要になる事を知り、ドレスの購入を諦めかけたら、ディオールの若手会計士より、部屋の提供の申し出があったり



メゾンで働くディオールの社員や、工房のお針子さんも皆親切にしてくれる、素敵な出会いや出来事に溢れていました






周囲の人に喜びや楽しみを与え、笑顔で空気を和ませ親切にする、そんな徳を積む生き方をしてきたミセス・ハリスには、困った時に助けが入り、チャンスに恵まれるです



帰国して助けを求めてきた人に、恩を仇で返される場面はハリスの人の良さに呆れ、相手に怒りが湧きましたが、その後の展開でディオールの意義、素晴らしさが発揮されました



ディオールの映画は、こちらもオススメです、素晴らしい作品でした