全世界で、累計1500万部を売り上げた
ディーリア・オーエンズの
同名ミステリー小説の映画化です
ストーリー
1969年ノースカロライナ州の湿地帯
バークレー・コーヴ
森の沼地付近で変死体が発見される
死体の身元は、チェイスという青年
裕福な家庭で育ち将来を期待されていた
近くの高見台の足場が外れていて
死因は落下の衝撃、転落なら事故ですが
沼地付近に足跡はなく指紋も出ない為
事件の可能性?と容疑をかけられたのは
湿地帯の森に暮らす若い女性カイア
カイアが主人公の本作は、彼女の沼地での生活と事件に巻き込まれ容疑者として追及されていく姿を描いたミステリーサスペンスです
カイアの幼少期
キャサリン(本名)はカイアと呼ばれ、‟ザリガニが鳴く”と言われる湿地の奥にある家で暮らしていました
父は、妻にも子どもにも暴力をふるう為
最初に母が去り、他の家族も続々と消え
最後は父も消え、完全に1人になります
幼いカイアはその時6歳で、普通なら死んでしまうでしょうが
以前父と買い物に町に出かけた時の店の
黒人店主夫妻だけが手を差し伸べてくれて
カイアが採ってくる貝を買ってくれました
学校にも通わず、湿地の自然から生きる術を学び、生き抜いていったカイアは、ひとりの青年と出会って恋を知り絶望を知ります
その後も美しいカイアに近づいてくる若い男性にカイアは「何が目的なのか?」と警戒しながらも受け入れてしまい事件が起こります
感想
幼少期からの壮絶な家庭環境
ネグレクトどころか、児童虐待(*_*)
DVや、性暴力、ラブシーンの多用という直接的な描写が苦手な方もいるかもしれません
しかし、湿地の美しい自然風景が映画作品の中で最大限活かされていて、綺麗な映像化作品でした。
また、リース・ウィザースプーンが製作を手がけました。良作でオススメしたいです