12/3公開
12/4 アート系単館で鑑賞
あらすじ
実家の美容室を手伝いながら、鳴かず翔ばずの劇団を主催する麻奈美はある日、東京で働いていた妹・尚(なお)の死を知らされる
尚が資材置場で亡くなった夜、劇団員の結婚祝いのために集まり馬鹿騒ぎをしていた麻奈美は、尚からの着信があったにも関わらず電話に出なかった。
複雑な思いを抱える麻奈美は、劇団員の早苗と、妹の部屋を引き払うために東京へと向かう
感想
実家のさびれた美容室というビジュアルから始まるからだと思いますが、地味で暗い印象と、閉塞感を感じました
芸術では食べていけない事を改めて
作品の中で現実として見せられます
劇団員、俳優、芸人、歌手、画家、ダンサー、芸に携わる方がブチ当たる壁です確かに…
辞め時がわからない…確かに。
妹が死んだ後の、母親と主人公の反応ですが
妹に何らかのわだかまりがあり、心が離れていたなら、その反応はリアルだと思います
作品が伝えたい主題は何か?
テーマが見えないわけではないですが
泡のようにわきあがってくる諸問題が、作品の中で弾けてそれきりになってしまう
消えた問題をスルーしていいのかとか
どこを汲み取るといいのかわからない
リンクする部分があった方は、どう感じられましたか?
姿勢が良すぎて美しすぎるから、松井さん。他の演者から浮いてる場面がありました
玲奈さんについて語る
AKB選抜兼SKE48から、乃木坂に交換留学。アイドル時代頑張ってた印象の松井玲奈さん
別のグループに突然放り込まれるって、22才(当時)の子に酷だと心配してました
松井さんは、腰の低いフレンドリーさで違和感なく乃木坂に馴染みました。凄い!
初主演作を観ようと思った理由が
ニーチェ先生で独り顔芸?独り暴走演技?
してた松井玲奈さんの演技が凄く印象に残っていたからです
役でしたが、表情もセリフもエキセントリックすぎて、伝説のドラマでした。
福田監督作品だからというのもあります
松井玲奈さん、次の映画に期待してます!