こんにちは
前回に続き、本の紹介をしたいと思います
今回ご紹介するのは、『自分を捨てる仕事術』
スタジオジブリ出身のアニメーションプロデューサー、石井朋彦さんの著書です。
(写真引用:Amazon)
サブタイトル ”鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド” にもあるように、スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーからの教えが詰まりに詰まった1冊です
どんな方にもためになる本だと思いますが、特に社会人なりたての方におすすめです
タイトルにある「自分を捨てる」とは、どういうイメージでしょうか??
自分の意見は持っておいた方がいいのでは…?
という私の考えは、この本を読んで一蹴されました
仕事をする上で大事なのは、まずは徹底的に真似をすること
仕事をはじめたばかりの方であれば、今が大チャンスですね
とにかく真似て真似まくって、先輩やプロの感覚を早いうちに身につけたもの勝ちだと書いてあります
そしてその中でどうしても真似できない部分が出てきたら、それが本当の個性だそうです。
驚いたことに、あの有名な宮崎駿監督も高畑勲監督も、とにかく徹底して真似ていたとのこと
なぜそこまで真似をすることが大事なのでしょうか?
気になる方はぜひ読んでみて頂きたいですが、ひとつ私がグサっときた言葉が、
「そのプライドを守って、自分が停滞している時間に、相手はどれくらい先を走ることになるのだろうか?」
という一文。
自分の考えに固執することが仕事をする上で本当に一番大事なのか?意味があることなのか?
改めて自分を振り返りました
とはいえ、自分を捨てるのは簡単なことではありません
自分を主張しないというのは、エゴがあっては決してできないことです。
後半では、そんな鈴木プロデューサーの「エゴを手放す仕事のメソッド」を紹介しています
伝わる文章の書き方、怒りのコントロール方法など、目から鱗過ぎて私もすぐ実践したものがいくつかありました!!!
これから仕事で結果を出したいという方は、ぜひ、読んでみてください