こんにちは。

見えないとんがりねずみです。



今回は、ムーミンに出てくるキャラクターを

いくつかご紹介をします。



最初はニンニ 音譜

(写真引用:ムーミン公式サイト



なかなか衝撃的ハッな絵ですよね笑。



ニンニは、もともとは普通の女の子でしたが、

顔が見えない状態で

ムーミン屋敷に連れてこられます。




ニンニは、一緒に住む皮肉屋なおばさんに

いじめられていました。




おばさんは、失敗やミスをするニンニに、

直接怒るというよりもネチネチ嫌味を言うタイプ。

ニンニはどんどんと自信をなくし、

だんだんと顔が見えなくなってしまい、

しまいには声も出なくなってしまいます。




このお話、子供にはなかなかインパクトがあり

とてもよく覚えています。




ムーミン家に来ても最初はおどおどしていたり、

スティンキーというキャラクターに

かなりひどい意地悪をされたりと、

ニンニはさまざまな経験をします。




ですが、最終的にはそういったことを乗り越え、

ムーミンやムーミンママの愛情もあって

自信を取り戻し、顔も見えるようになり、

きちんと自己主張もできるようになって帰って行きます。




これ、顔が見えなくならないだけで、

結構ありがちな光景ではないでしょうか。




親や周りの大人の心ないひとことで、

子供の精神状態がガラリと変わってしまう。



子供にとって、どれだけ愛情や認めてあげる

ことが大事なのかを考えさせられるお話です。


音譜    音譜    音譜    音譜    音譜    音譜    音譜    


次は、冬に出会うキャラクターです雪の結晶



ムーミン一家は決まって冬に冬眠するのですが、

とある冬、ムーミンとミイだけがなぜか

目が覚めてしまうということが起こります。




ムーミンとミイは、

冬も冬眠しないトゥーティッキ

今まで見たことがない冬景色の

ムーミン谷を案内してもらいます。



※ちなみに、ニンニをムーミン屋敷に

連れてきたのもトゥーティッキです目

(写真引用ムーミン公式サイト




トゥーティッキは大人のような子供のような謎の女性で、

いつも堂々と落ち着いています。



そしてなんの断りもなく、ムーミンパパが建てた

夏の間使っている水浴び小屋に、悪びれもせず

冬の間勝手に住みついていたりします笑。






そこで、水浴び小屋に一緒に住みついていたのが

見えないとんがりねずみ8匹。



見えないとんがりねずみは見えないので、

わたしもどんな姿かたちなのか知りません笑。



彼らももともと見えなかったわけではなく、

恥ずかしがり屋過ぎて、

自分を見えなくしてしまったようですハッ



ハンカチを落とすとハンカチの下にいると分かったり、

笛を吹く音がしたり、彼らの存在は

視覚以外の部分で感じます。




シャイだったり自信がないと

姿が見えなくなってしまう。




作者のトーベ・ヤンソンさんも、

なにかあって、「見えなくなってしまいたい」と

思ったことがあったのでしょうか。。。




そんな、とても繊細な生き物を描く

トーベ・ヤンソンそんだからこそ、

こんなにたくさんのキャラクターの

細かな感情まで描けたのかもしれませんねキラキラ