こんにちは。
見えないとんがりねずみです。
来週、いよいよ心待ちにしていた
ムーミンバレーパーク
に行ってきます
楽しみすぎる……!!!
ということで、またしばらくムーミンネタを
ムーミンの主要キャラクターの魅力について、
以前こちらに書きました。
今回は、あまり主要ではないけれど
ムーミンの世界観を創り出すのに
重要なキャラクターについての
魅力をご紹介しようと思います。
今回ご紹介するのは、ニョロニョロです
(写真引用:ムーミン公式サイト)
ニョロニョロは見たことがあったり、
知っている方も多いのではないでしょうか。
では、ニョロニョロは何者なのか、
どうやって生まれるのか、ご存知でしょうか??
実は、ニョロニョロは、
ニョロニョロの種から生まれます。
植物のような、キノコのような、
種から生まれる不思議な生き物で、
常に群になって行動します。
目がありますが、実はあまり見えていないようで、
耳もないので聞こえない、
口もないので話さないし食べない、
眠ることもないそうです。。。
食事の代わりなのかは分かりませんが、
ニョロニョロは雷や電気が大好きで、
体に電気を蓄えるという特徴があります。
(電気を帯びると黄色く光り、近づくと感電します)
よく見かける姿は、
群がって団体で移動している姿か、
ボートに乗って移動している姿です。
ですが、どこに移動しているのか、
本人たちも分かっていないようです。
(そもそも、思考や感情という
概念があるのかも分かりません………)
しかも、ボートに乗るときは、
なぜか1匹、3匹、5匹など、必ず
奇数で行動するのです。
(写真引用:http://animetribia.com/2533/)
なんで奇数なんや…………意味深。。。
もはや謎すぎて、こんな生き物を考えついた
トーベ・ヤンソンさんの想像力は
どうなっているんだ、と思います
「ニョロニョロ」の名前は日本語訳で、
原作のスウェーデン語だと、
「hatta」(優柔不断で迷う)と
「fnatta」(放浪する)が混ざってできた言葉、
つまり「優柔不断な迷える放浪者」の意味になります。
(出典:Wikipedia)
お化けだとか亡霊という説もあるようですし、
いろいろな解釈ができるところも、
これまたムーミンの魅力です
ここからは完全に個人的な考えなのですが、
わたしはムーミンに出てくるキャラクターは、
人の中の“ある一部分”や、“感情の一部”である
というようなイメージを持っています。
例えば、
ムーミンママのように優しい気持ちのときもあれば、
パパのように冒険がしたくなるときもある。
ミイのようにおてんばなときもあれば、
スナフキンのように孤独になりたいときもある。
そう思うと、ただ「無」になって
ただ群の中に紛れて、
自分の感情も向かう先も分からず放浪することも
ときにはあるのではないか、と思うのです。
そんな、不思議ではあるけれど、
どこか自分と無関係ではないように思えてしまう。
ムーミンに出てくるキャラクターの魅力は
そんなところにあるとわたしは思います