無庵日録 (1002) 読書という人間関係 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2023/11/19

  人間関係は家族・友人・知人、先輩・同僚・後輩・等々多種多様だがすべて個々人が選んでいるようで実際は人間関係の方が個々人を選んでいる。

 

 顧みて人間関係には現状以外に読書の分野がある。この読書も個々人が選んでいるようで実際は読書の方が個々人を選んでいるに違いない。

 

 開高健の寸言に「人生、眠と食と交わるに尽きる」という観方がある。この交わるの意に全ての人間関係を示唆していると受けとめる。そしてその中に読書との出会いを思えてならない。

 

 読書から学ぶことで考えさせられる、そして考えることで学び行動につながってゆく場合もある。読書という人間関係の重みを受けとめることが出来る。