2016.7.23
現代人の多くは歩く事が心身に良いと分っていても、歩かない習慣
から歩く習慣に切り替えるのが難しい。自転車、自動車、電車、等々
等の文明の利器が、歩かない習慣を冗長しているからである。
歩かない習慣を歩く習慣に切り替えるには、毎日≪歩行データ≫を
記録することだ。エクセルを使うと歩行距離の累計もOKで少し工夫す
れば面白い面があり、継続すれば一年以内で歩く習慣に変るだろう。
歩く習慣を希望する人は、≪歩行データ≫を記録するためには次の
ステップで自己データを知ることが必要である。これは自分の経験か
らの実証である。
● 第1ステップ・・・・・自分の≪歩幅≫を知る
測定方法は道路の中央分離帯の5M間隔の表示上を何歩で
歩いたか、6歩で歩けば歩幅0.83Mである。
● 第2ステップ・・・・・自分の≪歩速≫を知る
測定方法は10分間で歩いた歩数を数える、1200歩ならば
1200歩×0.83M/歩=約1000M、つまり時速1Kmである。
● 第3ステップ・・・・・≪歩行距離≫データを記録する
歩行効果に必要な最低2Km以上を歩く、その時に出発帰着
の時刻のメモから歩行距離を算定、毎日エクセルに入力する。
以上を毎日継続してゆくと、このデータの心理作用から歩くことに
興味が生じ、歩く習慣が出来るだろう。歩かない習慣から歩く習慣に
したい人にすすめたい具体策である。
健康のために歩くというより、歩くために歩くことが好ましい思うよう
に歩く、それは生きるために生きることが好ましいと思うように生きる
ことにつながっている。