バッハと私(378) 教会カンタータBWV106&107 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2016.6.29


小学館バッハ全集第3巻に、教会カンタータBWV106・107・108が

収録されたCDがある。この3曲を毎日聴いている、106番はさすがに

広く愛好されて美しい、そして107番も次の構成が好ましい。


 第 1 曲 コラール第1節  ロ短調

 第 2 曲 コラール第2節  レチタティーヴォ

 第 3 曲 バス・アリア    ヴィヴァーチェ   

 第 4 曲 テノール・アリア  ホ短調   

 第 5 曲 ソプラノ・アリア  ロ短調

 第 6 曲 テノール・アリア  ニ長調

 第 7 曲 コラール合唱曲


 この第3曲には、勇気ある挑戦を勧めるヴィヴァーチェと解説されて

いる。通奏低音と弦合奏、そしてバスの力強さが好ましい。ふと世俗

カンタータの明るさを覚える。


 この曲はソプラノ・アルト・テノール・バスと、それぞれにアリアがあり

何度聴いても好ましい。バッハの音楽は、何故かこうしてカンタータを

聴くと他の曲は聴かずに、カンタータばかり聴き続けている。