2016.6.29
小学館バッハ全集第3巻に、教会カンタータBWV106・107・108が
収録されたCDがある。この3曲を毎日聴いている、106番はさすがに
広く愛好されて美しい、そして107番も次の構成が好ましい。
第 1 曲 コラール第1節 ロ短調
第 2 曲 コラール第2節 レチタティーヴォ
第 3 曲 バス・アリア ヴィヴァーチェ
第 4 曲 テノール・アリア ホ短調
第 5 曲 ソプラノ・アリア ロ短調
第 6 曲 テノール・アリア ニ長調
第 7 曲 コラール合唱曲
この第3曲には、勇気ある挑戦を勧めるヴィヴァーチェと解説されて
いる。通奏低音と弦合奏、そしてバスの力強さが好ましい。ふと世俗
カンタータの明るさを覚える。
この曲はソプラノ・アルト・テノール・バスと、それぞれにアリアがあり
何度聴いても好ましい。バッハの音楽は、何故かこうしてカンタータを
聴くと他の曲は聴かずに、カンタータばかり聴き続けている。