バッハと私(299) 冬の植物園 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2016.2.6

 昨日、長居植物園へ出かけた、真冬の園内に花は少なかっ
たが梅や椿が咲き始めていた。バラ園の東側の通りを歩いて
ゆくとヒイラギモチが赤い実を沢山つけていた。葉の形状と
赤い実のコントラストが面白く暫らく眺めていた。

 竹笹見本園を抜けると雑木林の側にソシンロウバイが見頃
の花を咲かせていた、顔を近づけると清楚な香りがしていた、
若い人がカメラを向けていたが私はもはやムネのシャッター
を切るだけだ。

 植物園内を小一時間ほど歩いて、ふと静かに寛げる休憩室
があれば、そこで花の余韻を楽しみたいと思った。この園内
の施設に自然史博物館がある、その入口から少し離れた場所
にアマチュア画家の人達が使っている展示室がある。

 そこを自分が園長ならオーディオルームにして、バッハの
音楽を聴かせるだろうと想像する。かって移転前の天王寺図
書館にそういうレコード鑑賞の出来る小ホールがあり、そこ
でクラシック音楽、特にショパンを聴いたことを思い出す。