最近の暇を利用して、経済関係の本を読み漁っている。
もともと経済に興味があって経済学部に行こうか迷ったほどなので・・・

ちまたで話題のライブドアではあるが、M&Aは昔から行われていた。
M&Aは(Marger&Acquisition)の略で企業の合併・買収のことだ。
しかし、元来の友好的な買収に対して、
ライブドアは敵対的な買収を仕掛けている点が特異である。

今回の騒動でよく出てきたTOB(公開株買い付け)は、
株の買い付けを指定値で公募する買収手法である。
フジテレビはこれを利用し買収阻止を試みたが、ライブドアに
過半数の株式取得を許し、ニッポン放送の経営権を握られてしまった。

ニッポン放送が買収予防策として用いたのはポイズンピル(毒薬)
あらかじめ、現在の全株主に新株予約権(株を取得できる権利)
を与えておく買収予防対策である。
TOBなどで買収をかけられたとき、新株を発行すればライブドアの
持ち株比率が下がり買収は失敗に終わる。

しかし、ライブドアは新株予約権の差し止めを裁判所に要求した。
(1)会社が違法または著しく不公正な方法で新株予約権を発行し、
(2)それによって株主が不利益をうけるおそれがある場合 (商法第280条)
に当てはまると主張したのである。
地裁、高裁の判断はいずれもライブドアの主張を認めるものだった。
これで、ライブドア不利で動いていた情勢がわからなくなる。

堀江社長はLBO(リバレッジド・バイアウト)で、フジテレビの買収に
乗り出すかと思われたが、今のところ動きは無い。
LBOは買収先の資産を担保に資金を集め買収する手法。
主に敵対的買収の際に用いられる手法であり、日本ではあまり見られない。

現在はこう着状態だ。
ライブドア側としては動きづらくなってしまっている。
やはり、人心を掌握せねば買収は成功しない。
ソフトバンク・インベストメントの社長が言うことも一理ある。
それが、日本流なのだ。
若い人たちは、古臭い考えにとらわれない革新的な考えを求めている。
しかし、昔からの慣習というものは、いまだに根強く残っているのだ。
ビジネスは時代やその土地に合わせたやり方で行うべきであろう。

そういう理由から、私は堀江社長を支持いたしません。