4/26 治験参加の準備として、2度目の気管支鏡検査です。

 

前回は癌の疑いの為、確定診断がメインでしたが、

今回は腫瘍生研とバイオマーカー解析の為、がん組織の採取です。

がん組織の小片を6個以上採取するようです。

検査前、治験コーディネーターの先生から再度説明を受け、

問診とアンケート実施後に同意書にサインしました。

 

治験について

 

局所進行切除不能非小細胞がん(ステージ3)の患者を対象に、治験薬と白金製剤を含む抗がん剤、および化学放射線療法とを同時併用する第Ⅲ相無作為プラセボ対比二重盲検国際多施設共同試験です。

 

治験薬とは→ 参加が決まりましたら、正式名を発表致します。

第Ⅲ相とは→ 治験薬が今までの標準的な薬や治療法と比較し、どちらが優れているか検討する段階。

無作為プラセボ対比二重盲検とは→ プラセボ(偽薬)と治験薬の効果の比較

(自分では投与終了まで、投与されている薬が偽薬なのか、治験薬なのかは不明)

 

①スクリーニング期間が1か月 主に治験開始の準備と各テスト検査がある。

②治験薬投与期間 0週、4週、8週、12週、16週、その後8週毎に1回

③選択される化学療法の抗がん剤

カルボプラチン+パクリタキセル

ペメトレキセド+シスプラチン

ペメトレキセド+カルボプラチン  以上のうち効果予測の高いものを選択

④予測される効果と副作用についての説明を受ける。

⑤治験参加の中止について 癌が悪化した時。 ※自分の意思でも止められます。

⑥治験参加した場合の医療費について 基本アストラゼネカ社が負担

 

以上を、家族と一緒に納得出来たら、同意書にサインします。

 

ここまで、来るのに散々悩みました。

ママさんもいろいろ心配で、無理に参加しなくてもと言う意見も分かります。

娘達には詳しく話していないので(プログの事も知りません。)、心配させたくありません。

不安な事や分からない事は、先生や治験コーディネーターに聞くことが大切だと思います。

それでも、霧が晴れなければ、病院の相談窓口や患者会の集い等に参加してみて下さい。

 

治験に参加するにしても、しないにしても、どの治療法が一番良いのかは

現段階では分かりません。

癌になって悲しくない人はいないと思います。

とにかく、勇気を出して戦いたいと思います。

 

この選択が、未来への一歩と信じています。