今日辞任した西村康稔経産相は、土地改良連合会会長をやっていたが、10月に兵庫県
明石市の自宅に神戸地裁から 〈被審人を過料金3000円に処する〉 との通知を受取った。
登記上のミスが原因だが、何れにせよ西村は集票の為、その団体の会長をしていた訳だ。
しかしこのミスに西村は 「俺の前で土下座しろ！」 と事務方に激怒した、西村は一見か細い
雰囲気の割に実際は短気激情型の由で、 此の為何人もの秘書が辞めているのだから
相当過激なのだろう。
閑話休題、そんな西村が、水面下で裏金捜査進行中の10月以降、3回も参加者10名弱の
「架空の政治資金パーティー」 を開催、3回で1千万円近いカネ集めをしていたと云うのだから
ビックリポンだ。
【会費2万円の架空パーティー会場の永田町 都市センターホテル会議室】
架空パーティーのカラクリは、企業や支援者にパー券1枚2万円で売るのはいつものパーティー
だ。 しかし平日の昼間、珈琲とサンドイッチだけのパーティーに参加しようとする人少なく、
企業側も社員を出席はさせない。 そこで西村は 『西村やすとし茶話会』 としてサクラとして
経産省職員に来させる、 正に“架空の集金パーティ”なのだ。 平素から職員は西村に逆らうと
大変な事になると必要以上に恐れている由だからサクラは当然だ。
しかし、こういう事を防止する為に政党交付金制度があるのに、これでは「政治資金規正法」
は全くのザル法だ。 兎に角、特捜部には 「秋霜烈日」 の精神に則ってキックバックによる
裏金作りの政治屋に対処して貰いたいものだ。
